ミチクサ先生 下

個数:1
紙書籍版価格 ¥1,870
  • Kinoppy
  • Reader

ミチクサ先生 下

  • 著者名:伊集院静【著】
  • 価格 ¥1,771(本体¥1,610)
  • 講談社(2021/11発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065257432

ファイル: /

内容説明

皆が読みたい小説を書いてほしいんです!

「こんなに美しい富士山と海を、どんな文章でお書きになるのか、読んでみとうございます」鏡子の言葉は、金之助の胸の奥を揺り動かした。

英語教師として松山で子規と過ごした金之助は、次に赴任した熊本では鏡子を迎えて新婚生活が始まる。英国に留学している間に子規は亡くなり、帰国すると帝国大学の教師に。高浜虚子から子規ゆかりの句誌「ホトトギス」に小説を書いてほしいと頼まれ、初めて書いた小説「吾輩は猫である」が大評判に。やがて東京朝日新聞の社員として連載した数々の小説で国民作家となり、後進の文学者たちにも多大な影響を与える――。

処女作「吾輩は猫である」がいきなり評判となり、「坊っちゃん」で国民作家に。

『機関車先生』『いねむり先生』に続く「先生」シリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

187
上・下巻、600頁弱、完読しました。著者の先生シリーズ第三弾でもありました。下巻は、作家編です。現在はデジタルの時代で、写真の修正や盛ったりするのは、日常茶飯事ですが、明治時代でも写真の修正を行っており、夏目漱石のポートレイトも修正しているとは思いませんでした。夏目漱石の小説のタイトルのセンスは抜群ですが、自身の子供達の名付けに関しては最低レベルでした(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003570972021/12/07

kawa

32
新聞小説掲載時、楽しく読了。伊集院氏、病気で連載中断が回復されて最後まで執筆終了。まずはそれが嬉しい本作。図書館リクエストで早々下巻が手元に。こちらから読み始めるのも一興だ。2021/12/10

kawa

31
下巻は、5年に渡る熊本5高時代、ロンドン留学から小説家としての成功、49歳の早逝まで。出色は才能爆発、「猫」から「坊ちゃん」、「草枕」とヒット作を連発する時代。各々の作品の執筆背景も興味深くも嬉しい。「漱石山脈」と表現される如く、芥川竜之介や高浜虚子、寺田寅彦ら、後の文学界を担う逸材が漱石門下として師を取り巻いていたことも初知り。悪妻説も取りざたされる妻・鏡子や、漱石の神経症による家庭内の様子も、本作ではマイルドに表現されている印象。当時の世相から類推すれば本作のような様子が本当ではないかなと思ったりも。2021/12/23

aloha0307

29
周りの人・動物への慈しみ、ユーモアが漱石の大きな魅力の源泉と分かった🌸親友:正岡子規との交誼、やりとりには感激です。野良猫😺が紛れこんだとき、家族猛反対のなか「別に読書📕の邪魔しないから置いてやればいい」 このネコがあのデビュー作「吾輩は猫である」となったのですね😃2021/11/23

Kei.ma

8
いささかミチクサをし過ぎたかね、と言ったイギリス留学を終え暫くして書いた「吾輩は猫である」。正岡子規の獺祭忌の直後のことである。一体に、この大文豪は、知識に滑稽さと律義さを重ね着したようで妙に惹きつけられて敵わない。そのうち、倫敦や不二などの風景が頭に浮かんできた。そればかりか、夏目漱石さんが子規や寅彦達と話す表情さえ見える。といってもそのお顔はお札のままなのだが。小学生の時、箱から濃紺の御本を取り出し、そしてパラフィン紙を丁寧に剥がした記憶。最初に大人の世界を見せてくれたのは草枕だった。2021/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18848532

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす