エール 名もなき人たちのうた

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紙書籍版価格 ¥1,760
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エール 名もなき人たちのうた

  • 著者名:朝倉宏景【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2021/10発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065248782

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内容説明

「申し訳ないが・・・」
窪塚夏樹、24歳。元プロ野球ピッチャー、元年俸500万円。
突然球団から戦力外通告を受けた夏樹は、決死の思いで合同トライアウトに挑むが、待てど暮らせど連絡は来ない。
専業主婦の妻、3歳の息子。おまけに母親が若年性アルツハイマーにかかり、実家も頼れない。
ヤバい、人生積んだ、そう思いかけたとき、夏樹に唯一救いの手を差し伸べてくれたのは、居酒屋を経営母体にした
社会人チームだった。昼まで練習、夕方からは居酒屋勤務、慣れない仕事に四苦八苦しながらも、あたたかく迎えてくれた
チームメイトと監督とともに都市対抗野球出場を目指しながらプロ復帰を狙う夏樹。
もしかして、ひょっとして。腐りかけた心に希望が芽生え始めた夏樹。ところが、そんな彼らに「コロナ禍」という未曽有の災いが忍び寄る。

悔しくても、悲しくても、負けたく、ない。
コロナ禍で苦境に立たされた元プロピッチャーの迷いと再生を描く、居酒屋社会人野球小説。
やりたいことができないもどかしい思いを抱くすべての人に届けたい、応援歌!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

160
戦力外通告を受け、飲食店経営の社会人野球チームに入って再度、プロ野球に挑戦する窪塚夏樹の再生物語。ベタな話であるがなかなかの面白さ。野球しか知らない夏樹。プライドが邪魔したり、人とぶつかりながらも、変わっていく姿は微笑ましい。夏樹は良い人に恵まれたね。そして、様々な試練。とくにコロナ禍という試練は、選手達の不安といったら尋常ではないだろう。それでも前向きな選手達。知恵を絞り、目標に向かう姿は美しかった。コロナに負けない選手達の頑張る姿に勇気をもらえた気がする。コロナの終息を願うばかりだ。2022/04/30

やも

75
プロ野球から社会人野球の道へ歩みを進めた夏樹。方向転換した道は金銭面に上下関係にとシビア。さらにはコロナと母親のアルツハイマー発症も重なり、夏樹は毎日必死だ。積み上げた信頼が崩れたり、捨てるしかないプライドだったり「この道が本当に自分の道なのだろうか…」と夏樹は悩む。良くも悪くも熱血漢で、瞬間湯沸かし器になりやすい夏樹にハラハラもしたけど、だからこそ成長が分かりやすく読めた。支え合うこと、楽しむことの大切さが時事問題と絡まってリアルに伝わってくる。大人の青春にエールを送りたくなる1冊。★4.52022/03/01

ma-bo

71
若くして戦力外通告を受けた夏樹が、トライアウトで声をかけられたのは、居酒屋チェーン店の社会人野球チーム。常連客や仲間、監督、家族さらに店長、社長に支えられ成長していく姿と、コロナ禍に立ち向かう飲食店の現実。著者の作品は甲子園の阪神園芸をモデルに描いた「あめつちのうた」に続いて2作目です。2021/11/24

fwhd8325

66
戦力外通告をされたプロ野球選手のドラマといえば、予定調和のような再生物語なのかと思ってしまうが、それだけでない物語だと思いました。コロナ禍の時代描写を取り入れ、それが新鮮だというのではないが、時を経たときに、こんな時代があったと思うのだろうか、ここから始まったんだと振り返るのだろうか。期待通りの展開ではなく、いろいろ詰め込みすぎのように思うが、著者の真摯な姿勢が伺える。2022/01/02

ポチ

53
不本意ながら選んだ道でも、そこに楽しみ、やり甲斐を見出し、熱意を持って本気で挑戦する姿はなんとも素晴らしい。目頭が熱くなりました。2021/11/06

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