あのころなにしてた?

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紙書籍版価格 ¥1,430
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あのころなにしてた?

  • 著者名:綿矢りさ【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 新潮社(2021/09発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103326243

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内容説明

感染者数の増減に一喜一憂したりと深刻さと楽観視がくるくる入れ替わる心理状況は、まるで洗濯機のなかで洗浄モードと脱水モードが繰り返され、生地がすり減っていく洗濯物みたいだ――。コロナ禍による創作への思わぬ影響、家族との生活の変化、めまぐるしい世界の動きを、パンデミック収束への願いをこめながら綴った2020年の日記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

222
綿矢りさは、新作中心に読んでいる作家です。本書は、エッセイかと思いきや、2020年1年間のコロナ日記でした。著者の真面目さ誠実さが感じられる内容、著者の挿画も好い味を出しています。 https://www.shinchosha.co.jp/book/332624/2021/11/28

よつば🍀

67
2020年1月5日から12月3日までの生活を綴った綿矢さん初の日記に、2021年の最新の心境を記したあとがきを加えた作品。親族とのスキー旅行、四歳になる息子さんとのツーショット写真から始まる日記だが、その後は当然コロナ禍での生活が中心に記されている。毎日、朝刊で感染者数の増減をチェックしては一喜一憂していた日々。綿矢さんの日記を追いながら昨年を振り返り、恐怖に震えていた時期から少しずつ慣れが出て来た当時の心境が蘇る。俳優さんや女優さんの自死に触れた9月の日記には私も同じ感情を抱き苦しくなった事を思い出す。2021/10/10

pohcho

62
2020年の日記。1月に中国のサイトで武漢での新型肺炎流行のニュースを知り、2月になって日本国内でもコロナが流行りだして、そこからはずっとコロナ禍の日々。感染者数、変異株流行の前は少なかったんだとか、マスクが品薄になったり、フェイスシールドをつけている人を見て驚いたり、1年前のことが随分前のようにも思えた。マスクのへこみにときめく?とか、綿矢さん独特の感性が垣間見えるのも楽しい(盆提灯を買った話にはびっくり)2021/11/01

よこたん

59
“県またぎは禁止、新幹線にも乗れないのかと思うと、故郷やそこに住む親族とつながっていた、見えないへその緒が一時的に切れて心もとない。いつでも帰れるという事実が下支えしていた安心感は大きかった。” 確かに。マスク、消毒、アクリル板での不自由さより、すぐ近くなのに会えないということが一番つらい。もし、あの時…と一生悔やむことには、なりたくなかったから。こらえるしかない日々。綿矢さんの2020年の日記を抜粋した形式のエッセイのよう。忍び寄る重苦しさを書き綴る隣に立って、「来年はもっとすごいよ」と言いたくなった。2021/11/11

チャッピー

45
コロナが中国国内だけの問題だった2020年1月からマスク不足、緊急事態となっていく1年間を記録した日記。作家としての作品しか読んだことなかった著者の普段の考え方や生真面目な性格が垣間見られる。息子くんへの感染の気遣いなど、綿矢りささんももう母親なんだなぁ、とデビューの頃を思い出して感慨深かった。2021/12/02

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