氷柱の声

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紙書籍版価格 ¥1,485
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氷柱の声

  • 著者名:くどうれいん【著】
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 講談社(2021/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065241288

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内容説明

第165回芥川賞候補作。

語れないと思っていたこと。
言葉にできなかったこと。

東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。
それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

264
第165回芥川龍之介賞受賞作&候補作第二弾(2/5)は、候補作一つ目です。くどう れいん、初読です。東日本大震災⇒新型コロナウィルス青春譚、テーマの割には爽やかな印象です。インパクトが足りないので、受賞には至らなかったのではないでしょうか? https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003536982021/07/27

いつでも母さん

174
読み友さんお薦めの一冊。参った・・圧倒的な本音の前に私が何を書いても言っても軽くてウソくさいのだ。当事者の思いは人の数だけ色々あるのだ。レビューなど出来ない。ただ、私はあの日を忘れない。2021/12/02

みっちゃん

165
どんなに辛かっただろう、悲しかっただろう、何が自分にできるんだろう、と思っても精々募金したり、物産展の品物を買うくらいしかできない私がそんな風に思うことすら、偉そうでおこがましい、わかったふりだけしてるような自分を申し訳ない、とすら感じる。ましてや「寄り添いたい」とか「絆」とか、そんな文言をテレビで見かけるだけで目を伏せてしまう。作中の青年の「○○を忘れない」で埋め尽くされたブログは読み通すのが苦しくて堪らなかった。でも作者のあとがきには、何だか救われたようにも感じる事が出来て。この本、読めて良かった。2021/09/28

みどり虫🎄つぶやきを表示に戻した🐛

164
高校一年の終わりに東日本大震災を経験した著者。自身の被害は大きくなく、身内を喪ってもいない。だからこその想い。今だから書く想い。そしてトーミや中鵜の想い。2014年の中鵜のブログの文章には、圧倒されるような気持ちになったと同時に、わかった…腑に落ちた…みたいな気持ちにもなった。あんなことがあって何も感じずに、何も変わらずにいられるわけがないよね…。そしてあとがきに深く頷く。そうだね、私たちはみんな震災後を生きてる。被災者かどうかではなく。私なりにあの日からのことを考える、読んで良かったと思える一冊だった。2021/09/21

美紀ちゃん

145
私の10代を返せ!という心の叫び。 震災が起きてからずっとモヤモヤ。 家族が全員生きていて家が大丈夫だったから、声に出さずに我慢していたが、英作文を書いて読み返したら、自分が結構傷ついていると思った。 中鵜のでブログで、涙が出た。 何も失っていないのに、こんなに落ち込むのは、本当は沢山のものを失っているからだと思う。 中鵜の話がとても印象的。 何かが消えるのが怖い。それも心の傷。 忘れてはいけないことだと思うけど、 日常はこれからも続いていく。 そんな作者の思いが伝わってくる。2021/08/02

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