喰うか喰われるか 私の山口組体験

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紙書籍版価格 ¥1,980
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喰うか喰われるか 私の山口組体験

  • 著者名:溝口敦【著】
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 講談社(2021/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065221044

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内容説明

田岡時代から山一抗争、五代目体制発足、山竹戦争、宅見勝若頭暗殺、六代目クーデター、分裂抗争――暴力団取材の第一人者として大物ヤクザたちと対峙してきた著者がはじめて明かす生々しいやりとり。

渡辺芳則五代目や宅見勝五代目若頭との息詰まる攻防、一和会大幹部の常人離れの乱行、「女傑」山健秀子夫人、竹中武竹中組組長の侠気、中野太郎中野会会長が語ったこと……ここに山口組の「菱のカーテン」の内幕がすべて描かれる。

自らを刺傷され、編集部に暴漢が押し寄せ、息子までが狙われる――三度の襲撃に見舞われながら、日本最大の組織暴力と真っ向立ち向かい続けた著者による、半世紀にわたった戦いの記録。

第一章「血と抗争」を出す 短命に終わった「月刊“TOWN”」
第二章 山一抗争 プロのライターへの船出
第三章『荒らぶる獅子 山口組四代目』 竹中兄弟の侠気
第四章「山健一代記」 渡辺芳則との食い違い
第五章『五代目山口組』刊行と襲撃事件 緊張の日々
第六章 もうひとつのFRIDAY襲撃事件 『民暴の帝王』でおちょくる
第七章 同病相憐れんだ伊丹十三 チャイナ・マフィアの根城に乗り込む
第八章 宅見勝暗殺事件 中野太郎との会話
第九章 渡辺芳則への嫌がらせ 『食肉の帝王』と『山口組経営学』
第十章 山健組は「事故体質」か 息子も刺された
第十一章 弘道会最高幹部との対決 『魔女の履歴書』
第十二章 山健組に実質勝訴 差し出された和解金
終 章 近づいた山口組の終焉 最期まで見届けるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セロリ

31
とにかく登場人物が多過ぎる。正直言って理解できたとは思えない。しかもヤクザ組織ってかなり複雑だ。直参とか直系とか。えとこれはつまり、持ち株会社と事業会社みたいなことか?🤔 理解したとは言えないが、途中で細木数子との裁判が出てきて、それであの人急にテレビで見かけなくなったのね、と納得。これを読んでると政治家との繋がりだってあり得ると感じた。てか、今の総裁選とオーバーラップした。結局、政治家もヤクザも下から金を吸い上げる権力の奪い合いだよね。そして率いるリーダーの器の違いが成功を左右するのも同じだな。2021/09/15

遊々亭おさる

24
徳間書店に入社した男は、成り行きで暴力団の取材に携わった事から以来50年の長きに渡り、日本最大の反社会的勢力だった山口組の栄枯盛衰を取材者として見つめ続けることになる。時には彼らと酒を酌み交わし、また時には彼らの不興を買って自身や息子が刺傷される事態に陥りながら知り得たヤクザの素顔。暴対法が掲げる理念のため、法を遵守する立場にいる者が行う無法状態の壊滅作戦には、なるほど著者の言う「ヤクザのほうが可愛げがある」との言葉に頷けるものがある。暴力団が消滅しても闇社会は無くならない。ゼロリスク対策は本当に有効か?2021/09/15

姉勤

22
読メには載せてないが、若い頃、この「界隈」の教養を、著者の著作により手解きをうけた。必要悪とはいわないが、ある時代までは、社会に都合のいい存在で有ったのはたしかだろう。その存在が「不要悪」となっていく同時代を取材という形で世に遺した自身による半生記。自身や子息が刺されもするが、50年生業を続けられた事は、一本気の性根を認められたがゆえだろう。2021/09/11

spatz

16
ここまで体を張った取材は生き甲斐になっているんだろう。でなければ、自分や家族が危険な目にさらされてまで書くことはしないだろう。関西空港建設のくだりで、皆が利用している空港という公共施設にもこういう世界の人が絡んでいるということ。伊丹十三もミンボーの女をとったあと襲撃されている。。被害を受けたもののつとめ。ひるんではいけない。さもなければ相手は暴力で表現者屈服させたということになるからだ。溝口氏も著書とは無関係な息子も刺されている。書いたら何をされるかわからない。2021/06/21

CTC

15
講談社の新刊。初出は同社 PR誌の『本』20年2月号からの連載。サブタイトルが「私の山口組体験」である。著者の山口組取材歴は66年からだ。山口組の者でも傘下の3〜4次団体からキャリアを積むのだから、当事者でもこれほど永く同組本体の動向を個人として知る人は多くないだろう。著者と山口組の馴れ初めから最近までが知られるものである。著者のその筋への取材網は大変異色なものがあるが、特に著者の場合は雑誌記者体験が極端に短く、早くに個性的な著書を刊行できたことに起因すると考えられるが…天職だった、としか云いようがない。2021/05/16

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