内容説明
冷然とわが子を見捨てた家康。兄を押しのけて二代将軍になった秀忠。徳川の盛衰を賭けた正念場に、三代将軍の候補は、兄が暗愚(あんぐ)、弟が驕慢(きょうまん)。権力を巡る諸相が次々と異貌(いぼう)をさらけ出すなか、暗愚だった兄が突然勇猛果敢な少年に変身し、後の三代将軍家光となりおおせた。この正史《徳川実紀》の不可解な記述に対し、大胆な新説で迫る、徳川三代の修羅の人間ドラマ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hachi_bee
1
いつ誰が買ったのか、いつの間にか生家の本棚にあった。軽〜く読める本。徳川秀忠が主人公なのは新鮮。2010/11/09
朱音
1
作者は「小説三国志」の翻訳などで知られる人で、歴史小説は初めてとか。文章も内容も良かったです。徳川家康から始まる江戸時代初期の話はよく小説にされているし語り尽くされているような感もあるのだが、歴史書にある一点に注目して新説を組み立てた手腕は見事。ネタバレになっては全然面白くない話なので避けるが、今まで読んだ事の無い秀忠像といい、歴史小説好きにはお勧めの一冊。2002/02/23
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