文春e-book<br> おれたちの歌をうたえ

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文春e-book
おれたちの歌をうたえ

  • 著者名:呉勝浩【著】
  • 価格 ¥2,000(本体¥1,819)
  • 文藝春秋(2021/02発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163913278

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内容説明

「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」
 元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?
 友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。
『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

277
呉 勝浩は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。 本書は、純文学ノワール・大河ミステリでした。『スワン』が良かったので、期待して読みましたが、600頁使ってこれだけかよという感じです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639132782021/03/11

美紀ちゃん

162
第165回直木賞候補作。金塊を探す話!と期待しながら読んだが長かった。主人公の河辺さんの要点のまとまった話し方が知的だと思っていたら、なるほど元刑事。過去の殺人事件と、暗号を通したその謎解き。キョージュの日記、レコード、5人組に絡まる謎が解けていくあたりが、ドキドキした。おれたちの歌の意味深さを実感。検索してロックを色々聞いた。それも楽しかった。バカボンの歌、ヒア・カムズ・ザ・サン、ズンドコ節等も。ゴダイゴはわかるけどイエロー・センター・ラインは聞いたことがなかった。ドラマになりそう。2021/08/12

パトラッシュ

153
「地獄への道は善意で舗装されている」という。栄光の五人組は無論、竹内一家やチェ一家も誰ひとり悪意を持っていなかった。誰もが善意や未来を信じて行動したのが思いがけない惨事を招き、生き残った関係者は「取り返しのつかない真実」を抱えて生きねばならなくなった。当然、誰もが鬱屈に苦しみ、底辺をさまようか死に急ぐなどろくな人生を送れなかったが、どれほど苦しくても河辺は昔の仲間の死に金の匂いを嗅ぎつけた連中を払いのけて「心の命じるままに」真実を突き止めた。誇りを守り通した人生を美しいと認識したラストは本当に美しかった。2021/03/05

のぶ

149
週刊誌の書評で好意的な評価を受けていたので読んでみた。600ページにも及ぶ力作だが、自分には合わなかったようだ。元刑事の河辺のもとに、電話がかかってきた最初は良かった。この先は「栄光の五人組」という人物たちを中心に、長野を舞台にして、40年に渡る長いミステリー仕立てにしたかったのだろうが、物語を貫く柱がはっきりしないので、読んでいて話に入り込めない。重ねて文章が散漫で話題の脈略がはっきりしなかった。辛口になりましたが、これは読み手の問題だと思うので、他の方のレビューも読ませてもらおうと思います。2021/03/30

遥かなる想い

133
昭和・平成・令和にまたがる大河ミステリーである。1970年台の長野の風景が牧歌的で 心地良い。M資金、学生共闘、昭和文学などが ノスタルジーを誘う…ひどく感傷的な作品だが、底にある「栄光の5人組」への拘りが めまぐるしく描写され、正直 共感しにくい。 謎解きよりも 過去への想いが印象に残る…そんな作品だった。2021/11/14

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