メディアリテラシーとジェンダー

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メディアリテラシーとジェンダー

  • 著者名:諸橋泰樹【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • (株)現代書館(2020/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768456095

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内容説明

メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか?

メディアの進化に伴う混沌状況の中、私たちはメディアの何に気をつけなければならないのか? ジェンダー差別の視点からなされるさまざまな偏見や誤謬を指摘し、メディアにおける表現の自由と個人の自由の併存の可能性を探る。

【著者】
諸橋泰樹
フェリス女学院大学教授。メディア論・ジェンダー論の研究者で、著書に『ジェンダーで見る新聞のウラ・オモテ』(共編著)『ジェンダーの語られ方、メディアのつくられ方』(単著・ともに現代書館刊)がある。

目次

はじめに

 第Ⅰ部

第1章 メディアリテラシーとジェンダー──構成されたメディアと構成されたジェンダーの親密な関係

 第Ⅱ部

第2章 「考えない時代」と「格差社会」の女性雑誌──女性を「思考停止」させ、女性としての「勝ち組」をめざすメディア

第3章 女性雑誌の痩身・整形広告と身体観──「みるみる痩せる」広告の構成のされ方、「痩せ」強迫の構成のされ方

第4章 テレビゲームにおけるジェンダー──暴力で敵を倒し地位と財と獲物を得る、男の子の経験世界


 第Ⅲ部

第5章 性教育バッシング番組のメディアリテラシー的分析──番組はどのように構成され、視聴経験はどのように構成されるか

第6章 バックラッシュのカルチュラルスタディーズ──新聞記事のディスクールを分析する

第7章 新聞報道におけるNHK戦時性暴力改竄番組の高裁判決──果たして「期待権」だけがイッシューなのか


初出一覧

あとがき