2016年の週刊文春

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紙書籍版価格 ¥2,530
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2016年の週刊文春

  • 著者名:柳澤健
  • 価格 ¥2,277(本体¥2,070)
  • 光文社(2020/12発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334952143

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内容説明

いま、日本で最も恐れられる雑誌と、愚直な男たちの物語――。花田紀凱と新谷学。ふたりの名編集長を軸に、昭和、平成、令和の週刊誌とスクープの現場を描く。週刊文春創刊、田中角栄研究、三浦和義氏ロス疑惑などの昭和の大事件から、「2016年の文春砲(ベッキー、甘利明など)」、最後は、今年の財務省職員遺書まで、さまざまなスクープの舞台裏を関係者・記者・編集者に徹底取材したノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

71
衰退著しい日本の雑誌で唯一元気な週刊文春の歴史を、花田紀凱と新谷学という二人の名物編集長を軸に辿る。改めて見ると実に多くの事件が週文記事のがきっかけで大きく取り上げられ、社会の関心を引いてきたことがわかる。「親しき仲にもスキャンダル」と、若い記者を率いて餓狼のごとく事件に食いつく姿は消えかかったジャーナリズムの原点を示している。それにして現場の溌溂さに比べ、彼らを抑えようと必死な経営陣が何とも哀れ。かつては有能な編集者だったからこそ出世したはずなのに、名誉と保身に汲々とする有様はケツの穴の小さな小役人か。2021/05/09

R

47
タイトルのように文春砲が名を挙げた時の話かと思いきや、週刊文春、ひいては文藝春秋という会社の100年史ともいうべき本でした。週刊誌というものがどういう立ち位置なのか、発行部数と格闘しながら様々な編集者が関わり、作り上げられてきたという経過が面白かった。2人の巨人ともいえるような編集者が、それぞれの雑誌を作るという熱意と手法がドラマチックに描かれていた。雑誌内部からの視線だから、ひいき目もあろうけど、取材に対する執拗さと周到さへの信頼がとてもすごい。2021/05/18

T2y@

47
「親しき仲にもスキャンダル」現在の文春天下(?)に導いた新谷氏ら歴代編集長を軸に、文春と週刊誌メディアの時代変遷を、これまたOBの柳澤健氏が綿密に濃厚に綴る。新聞・テレビが今や辿り着け無い取材力と(良くも悪くも)忖度しない公開姿勢。彼等にもまた誇りがある。2021/04/05

ばんだねいっぺい

39
文春砲と持て囃された現代のみを扱うのかと思えば、ちゃんと創刊時からの歴代編集長のバトンリレーの歴史をひもといてくれる。時に権力に翻弄されながらも、「親しき仲にもスキャンダル」を貫くあたりは、メディアもまた権力なので、複雑な思いもあるが、魂を込めて、必死で作ってきて今があるんだということを知れてよかった。2021/02/21

yyrn

37
<ニュース、すなわち、これまで誰も知らなかった新しい知識は、多くの手間とヒマとカネを積み重ねた末に初めて生まれる。新聞や雑誌は、新しい知識を読者あるいは視聴者に買ってもらうことで成立している。>なるほど、その熱量=スクープの取材対象にされたらたまらないだろうな。悪事を暴くことにはもろ手を挙げて賛成するが、興味本位のスクープも多く、その結果、それまでの生活を一変させられた人々のことを思うと、特に家族には同情を禁じ得ない。が、そんな感情を持ちながらも、1960年代後半から現在までスクープを連発する⇒2021/03/22

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