文春e-book<br> Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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文春e-book
Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

  • ISBN:9784163912981

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内容説明

寝台列車「ななつ星」から生まれた極上のストーリー。
列車の旅を愛する人たち垂涎の豪華寝台列車「ななつ星」は、開業7年目を迎えるいまも、予約が取れない状況が続いています。
ゆったりと流れる時間、車窓を眺めながらの豪華なディナーは、日本の旅を変えたとさえ言われます。

その「ななつ星」に、現代を代表する作家、井上荒野、恩田陸、川上弘美、桜木紫乃、三浦しをん、
さらには旅を愛するふたりのクリエーター、糸井重里、小山薫堂が乗車。新しい旅から生まれた物語をお届けします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

158
夢気分の一冊。豪華寝台列車「ななつ星」に乗車し豪華作家陣に連れ出されたレール一本の大海原の旅。静かな揺れに身を任せ、レールの音に耳を澄まし、流れゆく星空を目にするたびにそっと何かを人は心に拾っていくのかもしれない。それはどこかに置き忘れたままの時間だったり、心、想いの再確認だったり。それをしっかり胸に仕舞い込んだらまた新たなスタート。新しい服を纏うように。旅ってそうやって人を着替えさせてくれるのかもしれない。七つの旅物語、一緒に旅するような夢気分。レールの旅、憧れるな。荒野さん、しをんさん、良かったな。2021/02/15

machi☺︎︎゛

150
豪華寝台列車ななつぼしを舞台に書かれた5編の短編と2つの随想。寝台列車って聞くだけで何かワクワクドキドキする。実際寝台列車に乗って北海道に行った時の事を思い出しながらセンチメンタルな気持ちで読了。ロマンチックな話や切ない話、作家さんは違えども舞台は同じななつぼしという事で統一感があり、もっと長く読みたいと思った。川上弘美さんの話にもあったようにYouTubeで旅をしたくなった。2021/05/24

hiro

144
JR九州のクルーズトレイン『ななつ星』をテーマにした小説とエッセイのアンソロジー。列車に負けず、小説はすべて芥川賞または直木賞を受賞した作家という豪華な顔ぶれで、期待通りだった。特に、60歳を過ぎて結婚したが急死してしまった夫が、ななつ星で一人旅をする妻・波瑠を見守っているという井上さんの「さよなら、波瑠」と、抽選に当たって離れて住んでいる母とななつ星で旅をすることになった娘が、コロナのため運休となり、リモートで旅にでるというこの時代の母娘を描いた川上さんの「アクティビティーは…」が特に心に残った。 2021/02/07

あすなろ

133
九州を巡る豪華列車ななつ星。それに纏わる掌篇を豪華7人の作家が編む。これだけでこの鬱々としたGWに旅行も行けぬ我等読書人&旅行好きは手に取りたくなる一冊。僕も読友さん達に教えられ早速豪華列車の旅へ。正直、もう少し描き加えて欲しい気もするが、此処は良しとして豪華作家さん達に誘われる旅情に身を任せてみたいところである。ただ面白いもので、こうしたとびきり贅沢なテーマのアンソロジー物でも大好きな桜木氏や三浦氏等に特に惹き込まれるのだが…。2021/05/04

みかん🍊

118
豪華寝台列車「ななつ星」に纏わる恩田さん、しをんさん含む豪華作家さんによる7つの作品集、九州を周遊するななつ星は単なる寝台列車でなく美味しい食事と観光を兼ねた動く高級ホテルなのでかなりのお値段がするがなかなか予約が取れない人気列車、そこを旅するのはある程度の年齢と時間と金銭的余裕がある人々、亡き夫と共に行くはずだった女性、親代わりだった叔母の代わりに乗った兄弟、熟年夫婦や親友同士、様々な背景を抱えて走る列車、一度は乗ってみたいが、お値段を調べてこれだけ出すなら海外へ行けると思う自分は一生無理かも。2021/01/12

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