昭和維新史との対話 検証 五・一五事件から三島事件まで

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紙書籍版価格 ¥1,980
  • Kinoppy

昭和維新史との対話 検証 五・一五事件から三島事件まで

  • ISBN:9784768457948

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内容説明

「血盟団事件」「五・一五事件」「二・二六事件」当事者と接した2人が明かす革命家群像

保阪氏と鈴木氏の初顔合わせ対談。昭和史には、全人類史が経験したすべての出来事が詰まっているという。貧困・飢餓・戦争・クーデター・占領、そして平和と繁栄……。日本人の罪と過ち、知恵と勇気を映し出す歴史の大舞台で、日本人は何のために互いを「敵」と見做し、テロの果てに血を流したのか? 国家改革を求めた青年将校や憂国者の心理から現代日本の希望と挫折、その課題を浮き彫りにする。

【著者】
保阪正康
1939(昭和14)年、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究のために、これまでに延べ四千人に聞き書き調査を行い、独自の執筆活動を続けている。2004年、個人誌『昭和史講座』刊行などの功績で第52回菊池寛賞受賞。著書に『東條英機と天皇の時代』『後藤田正晴』(ともにちくま文庫)、『瀬島龍三』(文春文庫)、『昭和史 七つの謎』(講談社文庫)、『昭和陸軍の研究』(上下、朝日文庫)、『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)他多数。

鈴木邦男
1943(昭和18)年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学大学院政治学専攻中退。サンケイ新聞を経て元一水会代表。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表。著書に『公安警察の手口』『右翼は言論の敵か』(ともにちくま新書)、『愛国と米国』(平凡社新書)、『愛国と憂国と売国』(集英社新書)、『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『〈愛国心〉に気をつけろ!』(岩波ブックレット)、『失敗の愛国心』(イースト・プレス)、『ヤマトタケル』(現代書館)他多数。

目次

第1章 国家改造運動の群像
第2章 五・一五事件と農本主義
第3章 軍事学なき〈軍人大国〉
第4章 未完の国家改造運動と日米開戦
第5章 戦後の革命家たち
第6章 国家改造運動の残したもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

上品な本画好きな寺

62
この二人は、本を山ほど出しているので、よくある歴史対談本に紛れているのだが実にもったいない!。二人共、昭和維新の当事者達に実際に会い、取材し、時には師事した方々である。生きた昭和史であり、見事な史論であり、貴重なオーラルヒストリーである。もっともっと読まれて良い名著だと思う。昭和維新というと、どうしても右翼思想という事もあり、誤解されがちだが、保阪正康は右翼でもないのに、橘孝三郎に会い、その人格に触れて深い尊敬をしている。昔の本当の右翼は、左翼思想も理解し、何ヵ国語も読めた凄い学識の持ち主だったのだ。2021/08/10

onepei

2
右翼と保守と左翼の比較(対照)が興味深い。2017/06/09

ken ken

2
昭和4年ウォール街大暴落 (世界恐慌) 昭和5年ロンドン海軍軍縮条約 浜口雄幸襲撃事件 昭和6年三月事件 満州事変 十月事件 昭和7年血盟団事件 5,15事件 昭和8年ヒトラー内閣成立 国際連盟脱退 昭和11年2,26事件 昭和12年日中戦争勃発 学ばねばと思いました。 2017/06/08

Hisao Chugun

1
「戦前右翼」とうか昭和維新運動に関わった思想家について二人が語り合っている。この分野に関してはそれなりに知っているつもりだったが、北一輝と大川周明(プラス頭山満)に偏っていた。農本主義を掲げた橘孝三郎は、水戸に根づいた人でもあり、今後、学んでいきたいと思う。思想を軸に彼らを高く評価している。返す刀でエリート軍官僚についてはボロクソである。それにしても、近年の保守と称する人たちの思想の浅はかさを痛感させられる。 2017/05/05

犬養三千代

0
昭和までの摂政宮期間は軍の統帥権が摂政宮にはなく、軍事行動は無かった。昭和にはいり、きな臭くなったころから 所謂テロの時代になった。お二人は深く数々の名前と共に 生き生きと語られる。 思想があるから、おかしいと批判できる。2017/04/22

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