みんなが知りたい!世界の「絶滅危惧」動物がわかる本

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みんなが知りたい!世界の「絶滅危惧」動物がわかる本

  • 著者名:今泉忠明【監修】
  • 価格 ¥1,848(本体¥1,680)
  • メイツ出版(2020/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784780423259

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内容説明

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★ 世界に生息する希少でおもしろいいきもの
50種の暮らしをのぞいてみよう!

★ 詳しい特徴やデータ、分布、豆知識なども満載!

★ いろんな疑問もわかりやすく解説!
* どうして数が減ったの…
* 今どんな生活をしているの…
* 守るためにどんなことができるの…

◆◇◆ 本書について ◆◇◆

この本は、IUCN(国際自然保護連合)が発行する
「レッドリスト」を基に、
CR類(近絶滅種)とEN類(絶滅危惧種)に属する
絶滅危惧動物を中心に取り上げています。
「ほ乳類」「鳥類」「爬虫類・両性類」
「魚類・軟骨魚類」にわけて紹介しています。

地球上には、さまざまな動物たちが存在しています。
わたしたち人間を含むほ乳類や、鳥類、魚類、爬虫類、
両生類、昆虫類などが、森や林、草原、川、湖、海など、
それぞれにあった環境の中でくらしています。

しかし今、野生の生き物たちは、
大量絶滅の危機にひんしています。
そして、その原因をつくったのは、わたしたち人間です。
自分たちの暮らしを急速に豊かにしようとした結果、
動物たちのくらしをおびやかすことになってしまいました。

例えば有名な飛べない鳥のドードーなど、
これまでにたくさんの動物が絶滅してしまいました。
このままでは、近い未来、野生の動物たちが
いなくなってしまうかもしれません。
動物がいなくなると自然のバランスがくずれ、
結局人間もまた生きていけなくなるのです。

この流れを食い止めるためには、
まず、わたしたちが動物たちに何が起きているのかを
知ることが大切です。

この本では、世界で「絶滅危惧」に指定されている
動物たち50種について、その特徴や習性、
数が少なくなった原因や、現在行われている保護活動などを紹介します。

また、できるだけ日本の動物園や水族館で見られる動物を集めました。
ぜひ、足を運んで実際にその姿を観察してみてください。
そして、野生動物におこっている問題を考えてみましょう。

◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆

◎ 絶滅危惧種ってなに…

◎ なぜ絶滅してしまうの…

◎ 生き物の絶滅でなにが起こる…

◎ 絶滅の危機から復活した動物たち

☆ 哺乳類

* スマトラオランウータン
* クロサイ
* ニシゴリラ
* スマトラトラ
* インドライオン
・・・など全26種

◎ 動物を絶滅から守る「ワシントン条約」

☆ 鳥類

* カンムリシロムク
* クロツラヘラサギ
* アオキコンゴウインコ
* コキサカオウム
* ソデグロヅル
・・・など全8種

◎ 急激に減りつつあるハゲワシ

☆ 爬虫類・両生類

* キバラクモノスガメ
* エジプトリクガメ
* ヒロオビフィジーイグアナ
* ヨウスコウワニ
* チュウゴクオオサンショウウオ
・・・など全9種

☆ 魚類・軟骨魚類
* メコンオオナマズ
* ヨーロッパウナギ
* パールム
* メガネモチノウオ
* アカシュモクザメ
・・・など全7種

◎ 近い未来「魚」が食べられなくなる日がやってくる前に

◎ 絶滅危惧種に指定された世界の昆虫

◎ 見せるだけじゃない!動物園のお仕事って…

◎ 世界の動物園にも注目してみよう!

◆◇◆ 監修者プロフィール ◆◇◆

今泉 忠明

ほ乳類動物学者。
東京水産大学(現・東京海洋大学)を卒業し、
国立科学博物館にてほ乳類の分類学・
生態学を学ぶ。
文部省(現・文部科学省)の国際生物計画(IBP)調査、
環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの
生態調査などに参加。
上野動物園で動物解説員などを経て、
現在では日本動物科学研究所所長、
静岡県の「ねこの博物館」館長。
定期的に東京・奥多摩で
動物の観測・調査を行っている。
主な監修に、
『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』(高橋書店)
など多数。