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内容説明
15歳にして親元を離れ、不慣れな土地で奮闘し、やっとの思いで甲子園に出場したのに、なぜか批判されてしまう……。そんな野球留学生を、もっと応援したくなる!覚悟を決めて地元を離れ、甲子園を目指す野球留学生たち。強豪校ゆえの激しいポジション争いや、慣れない土地での寮生活に悪戦苦闘しながら過ごす日々。郷土を思う一部の過度なファンから、気持ちよく応援してもらえないこともあるが、そんな地域文化とも向き合いながら、やがて人間としても成長していく……。『野球部あるある』『下剋上球児』で高校球児をハートフルに描いてきた菊地高弘氏が、野球留学生の奮闘の日々を、愛情を込めてお届けする青春物語。イラストは、自身も元高校球児で、『ドラフトキング』が好評連載中の漫画家・クロマツテツロウ氏。
目次
表紙
はじめに
目次
第1章 八戸学院光星(青森)
第2章 盛岡大付(岩手)
コラム1 野球留学生輩出数ダントツ1位――大阪中学球児のリアル
第3章 健大高崎(群馬)
第4章 帝京(東東京)
コラム2 野球留学生を知り尽くした男――鍛治舍巧監督(県岐阜商)
第5章 滋賀学園(滋賀)
第6章 石見智翠館(島根)
コラム3 公立校なのに野球留学生!?――「しまね留学」と島根中央の取り組み
第7章 明徳義塾(高知)
第8章 創成館(長崎)
終章 野次られた野球留学生のその後
おわりに
奥付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
38
野球留学について、8つの強豪校の監督や生徒達に取材を行いまとめた一冊。 何かと批判される部分もあるけど、当の本人達は純粋に野球に取り組んでいるよな。親許を離れる事により成長出来る事もある。 『どこから来たかが問題なんじゃない。どこで汗を流したかが大事なんだ!』2020/06/20
ドリル
20
★★★2021/07/30
ようはん
20
県外への野球留学生を受け入れている全国各地の高校野球部を取材した内容。県外出身の選手を主体とした野球部が「外人部隊」「大阪第二代表」等と揶揄されているのはネット等で見かけた事はあるが、そうした揶揄を乗り越えて出身が異なる選手同士が互いに良い刺激を受けて高め合うメリットや地元の人々との交流でかつて程批判の空気は無くなってきている。野球留学生を多く輩出している大阪出身選手の気質や強みについて何人か語っているのも興味深い点だった。2021/03/13
TAKA
16
「ガイジン部隊」所謂野球留学生を指す意地悪な言葉である。日本における高校野球人気からかどうしても地元愛が過剰になってしまう人がいるのも確かだろう。けどこの本を読んでみると当の本人達はさほど気にしていない事が分かる。純粋に甲子園を目指しひたすら野球に打ち込んでいるだけなのだから。出身地なんて関係ない。そこで3年間を過ごせばそこもまた地元になるのだから。もっと大きな心で見守ってあげよう。2020/06/12
katoyann
15
高校野球で越境入学をする野球留学について取材したノンフィクション。甲子園常連校の名前がずらりと並んでいる。高校野球には郷土愛や地域性に絡んだ心理が時に排外主義的な感情を生む。越境入学をした生徒は時に地元のファンから「大阪の〇〇」とか「横浜〇〇」といった中傷を伴う野次が飛ぶという。取材では強豪校の監督と選手の様子に迫ることで、勝利至上主義であるかのように思われがちな編成方針ではなく、選手の自発性や監督の教育に対する考え方がグローブアップされ、野球やその地域への愛が描かれる。一風変わったコンセプトが面白い。2024/01/30
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