KS物理専門書<br> マーティン/ショー 素粒子物理学 原著第4版

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KS物理専門書
マーティン/ショー 素粒子物理学 原著第4版

  • ISBN:9784065119747

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内容説明

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★理論家も実験家も必読の一冊! 素粒子物理の道を行くすべての人に捧げる、世界的名著★

素粒子物理の世界的名著を、日本随一の研究者らが翻訳した。ニュートリノ振動、ヒッグス粒子発見など、近年の物理学の飛躍的進歩を反映している。原著はBrian R. MartinおよびGraham Shawの共著“Particle Physics, Fourth Edition”(Wiley社より2017年刊)。

【本書の特徴】
・ヒッグス粒子の発見、ニュートリノ振動の発見など、近年の飛躍的進歩に対応。
・CP対称性の破れ、エキゾチックハドロン、標準模型とそれを超える理論、宇宙論との関連など、最新の知見まで網羅。
・平易な文章と丁寧な議論。全章に練習問題を付し、入門にも最適。

【主な内容】
第1章 基本的な概念
第2章 レプトンと弱い相互作用
第3章 クォークとハドロン
第4章 実験手法
第5章 時空の対称性
第6章 クォーク模型
第7章 QCD、ジェットとグルーオン
第8章 クォークとパートン
第9章 弱い相互作用:クォークとレプトン
第10章 弱い相互作用:電弱統一
第11章 離散的対称性:C、P、CPとCPT
第12章 標準理論を超えて
補章A 相対論的運動学
補章B 振幅と断面積
補章C アイソスピンの定式化
補章D ゲージ理論
補章E 章末問題略解
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目次

第1章 基本的な概念
1.1 はじめに
1.2 反粒子
1.3 相互作用とファインマンダイアグラム
1.4 粒子の交換
1.5 単位と次元
第2章 レプトンと弱い相互作用
2.1 レプトン多重項とレプトン数
2.2 レプトンの弱い相互作用
2.3 ニュートリノの質量とニュートリノ混合
第3章 クォークとハドロン
3.1 クォーク
3.2 ハドロンの一般的性質
3.3 π中間子と核子
3.4 ストレンジ粒子、チャーム、ボトム
3.5 短寿命ハドロン
3.6 許容量子数とエキゾチック量子数
第4章 実験手法
4.1 概観
4.2 加速器とビーム
4.3 粒子と物質の相互作用
4.4 粒子検出器
4.5 測定器システムと加速器実験
4.6 非加速器実験
第5章 時空の対称性
5.1 並進不変性
5.2 回転不変性
5.3 パリティ
5.4 荷電共役
5.5 ポジトロニウム
5.6 時間反転
第6章 クォーク模型
6.1 アイソスピン対称性
6.2 最も軽いハドロン
6.3 L = 0の重いクォークの状態
6.4 カラー
6.5 チャーモニウムとボトモニウム
第7章 QCD、ジェットとグルーオン
7.1 量子色力学
7.2 電子陽電子対消滅
第8章 クォークとパートン
8.1 弾性電子散乱:陽子の大きさ
8.2 電子やミューオンの非弾性散乱
8.3 ニュートリノ非弾性散乱
8.4 他の過程
8.5 カレントクォークと構成子クォーク
第9章 弱い相互作用:クォークとレプトン
9.1 荷電カレント反応
9.2 第3世代
第10章 弱い相互作用:電弱統一
10.1 中性カレントと統一理論
10.2 ゲージ不変性とヒッグスボゾン
第11章 離散的対称性:C、P、CPとCPT
11.1 P対称性の破れ、C対称性の破れ、そしてCP対称性の保存
11.2 CPの破れと粒子-反粒子混合
11.3 CPの破れと標準理論
第12章 標準理論を超えて
12.1 大統一理論
12.2 超対称性
12.3 弦理論など
12.4 素粒子物理と宇宙論
12.5 ディラック・ニュートリノかマヨラナ・ニュートリノか?
補章A 相対論的運動学
A.1 エネルギーと運動量のローレンツ変換
A.2 不変質量
A.3 散乱角の変換
補章B 振幅と断面積
B.1 反応確率と断面積
B.2 全断面積
B.3 微分断面積
B.4 散乱振幅
B.5 ブライト-ウィグナーの式
補章C アイソスピンの定式化
C.1 アイソスピン演算子
C.2 アイソスピン状態
C.3 アイソスピンの多重項
C.4 崩壊分岐比
C.5 スピン状態
補章D ゲージ理論
D.1 電磁相互作用
D.2 ゲージ変換
D.3 ゲージ不変と光子の質量
D.4 ゲージ原理
D.5 ヒッグス機構
D.6 量子色力学
D.7 電弱相互作用
補章E 章末問題略解