中公文庫<br> 道誉なり(下)

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中公文庫
道誉なり(下)

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 中央公論新社(2019/12発売)
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  • ISBN:9784122033474

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内容説明

足利尊氏・高師直派と尊氏の実弟直義派との抗争は一触即発の情勢に。熾烈極まる骨肉の争いに道誉は…。「ばさら太平記」堂々の完結!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

39
佐々木道誉、名前は知っていたがこんなにかっこよかったかな?まあ、北方さんですから。2020/12/22

姉勤

39
足利幕府の運営は、南朝側の各地の反旗、悪党の蜂起などの外患と、尊氏の弟、直義と執事たる高師直の反目という内憂、そして各人の利害入り乱れた思惑により、戦時と平時のまだら模様を呈す。達観か捨て鉢とも取れる尊氏の態度は、条理や情理を超えた断を下す。両腕とも云える直義と師直を殺し、息子、義詮に幕府の采配を預けてしまう。そんな状況でも、独立不覊の佐々木道誉は、畿内の軍事、経済、芸能をある意味コントロール下に置きながらも、その心のままに振る舞う。武将ではなく男として負けず勝てずの相手の尊氏に先立たれての、葬送の笛。2019/03/10

Haru

37
朝廷が二つあり、吉野が賀名生になり、帝が何人もいる複雑怪奇な南北朝。それを道誉と尊氏、二人を通して、時代の複雑さを意識させることなく一気に読ませる物語性はさすが。あとがきに引用されている北方さんと山田風太郎さんの対談の中で、北方さんが「小説を文学として読もうとする人と、物語として読もうとする人の違いが出てきて、ぼくは誰にでもわかる物語を書きたい」「ぼくは小説を真面目なことを考えさせるためのものではなくて、酒みたいなものだなんて考えてますけど」と言っていますが、まさにそれ。だから北方さんの話が好きなんです。2017/10/08

shincha

34
ばさら大名・佐々木道誉、周りの動きを想定し、先んじて動き、尊氏に反目しながらも正々堂々と自分の考えを忖度なしに発言していた。謀反と裏切りと策略が渦巻く、室町時代をばさらとして生き抜いた道誉の生き方は、現在の世知辛い時代を生きる我々にも、ある意味、多くの示唆を示してくれる。北方謙三の中国歴史ものが好きだった小生は、語り口調が似ているので、時々漢が主人公の「三国志)や「水滸伝)、「楊令伝」や「楊家将」などとラップしてくる。北方さんの書く、真逆の女が主人公の作品も読んでみたいと思った。2021/03/25

とも

22
★★★★戦前戦中には悪の代名詞だった足利尊氏は、最近では温情派という異説も出てきているが、ある時には遠くから時には最も近くから、その内憂外患を見た稀代のバサラ大名道誉にはどのように見えていたのか。想像以上に奔放な尊氏と知識・経験・能力・度胸すべてを備えながら歌舞く道誉の対比が思いのほか面白くい。こんご、この作家を突っ込んでみようかと。2019/09/07

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