中公文庫<br> 悪党の裔(下)

紙書籍版価格 ¥628

中公文庫
悪党の裔(下)

  • ISBN:9784122024878

内容説明

おのが手で天下を決したい――倒幕後の新政に倦み播磨に帰った円心に再び時が来た。尊氏を追う新田の大軍を食い止めるのだ! 渾身の北方「太平記」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はらぺこ

13
上巻よりオモロかった。六波羅を倒すまでは『ワンピース』のエース救出作戦を彷彿とさせる『楠木正成』の方が熱く読めたけど、六波羅探題を倒して以降は『悪党の裔』の方が良い。難点は時間経過が分り難かった事と、足利内部の話は相変わらず詰まらんかった事。2010/04/14

buchipanda3

11
下巻は、新たに足利高氏が登場して話が一気に進む。倒幕が成された後の何やらきな臭い権力争いがほとばしる中、円心は悪党よろしく飄々と再び時代を読むことに専念する。円心、正成、尊氏、著者は3人を対照的な考えを持つ人物として描くが、一方で3人は互いを理解しえる者同士としても描いている。そして遂に3者の決着。円心のただ単に世の中のためという話ではなく、己の生き方を満喫したいというとても人間臭い人物像がとても魅力的に感じられた。円心はハードボイルドだったな。この混沌とした時代を理解する一助となった小説でもあった。2016/06/05

daimonn

5
赤松円心と尊氏の戦友のような?関係が良かった。悪党の生きざまが理解できたとは思わないけど、気に入った相手とは闘ってみたいと思うとこはいい意味でガキ大将っぽいというか、イキがいい。どこか戦乱の状況を楽しんでいるような(あくまで個人的感想)とこも悪くない。そして懐良親王、北畠顕家、足利直義、赤松円心。それぞれの目を通して見えてくる尊氏像も面白い。2012/10/22

いきもの

4
北方太平記、赤松円心後編。南北朝の動乱の中でのそれぞれの生き様と死に様。護良親王と楠木正成も魅力的だが足利尊氏が出てきて俄然面白くなった。2014/02/03

おぎん

4
北方謙三の足利尊氏と新田義貞の描き方が一貫していて面白い。楠木正成と尊氏って日本史の英雄だということが分かる。二人とももう少し評価が高くてもいいと思う。脇役になりがちだが倒幕の立役者である赤松氏に焦点を当てているところはさすがだと思う。2011/05/11

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