皇帝たちの中国史

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紙書籍版価格 ¥1,760
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皇帝たちの中国史

  • 著者名:宮脇淳子【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 徳間書店(2019/12発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198649937

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内容説明

中国人も知らない歴史の真実!
中国史はなぜわかりにくいのか?


国名も違えば、民族も違う――それなのに「中国5000年」の歴史などという真っ赤な嘘をつくからわからなくなる。
日本では歴史教科書で中国という国の歴史がずっと続いているように教えられるが、
中国という国があったわけではない。
皇帝たちがそれぞれ異なる国をつくって、その国が交代しただけ。
フランス大革命でブルボン王朝が倒れたが、フランスがフランスであることは変わらない。
しかしシナの最初の皇帝である始皇帝のあと、武帝が建てた漢はまったく別の国家と見なければならない。
そうなると中華人民共和国はわずか70年の歴史しかないことになる。
本書は、始皇帝、漢の武帝など古代シナの皇帝たちから、
元のフビライ・ハーン、明の朱元璋、清の康熙帝など歴代皇帝たちの治乱興亡を中心に、
これまでの通説を根底から見直し、日本人には想像もつかない
誤解もプロパガンダもたっぷりのシナの歴史の謎を解明する。

第一章 中国(シナ)とは何か──黎明期から秦漢統一帝国
・中国人はどこから来たのか──野蛮人が都市に住んで中国人に成り上がった
・始皇帝がシナをつくった──皇帝は中国最大の資本家
・焚書は文字統一のため──中国語というフィクションは始皇帝に始まる
第二章 世界帝国の真実──後漢から唐の衰退まで
・ハンパでない人口激減を繰り返すシナの歴史
・毛沢東の大躍進で人口の十分の一が死んだが、後漢末の人口は十分の一になった
・「世界帝国」としての唐──中央アジアの国際的な人々がつくった国
第三章 モンゴル帝国の興亡──五代十国から元朝まで
・中華思想は宋から始まった──遼と金を野蛮人として蔑む負け惜しみの思想
・モンゴルはなぜ大帝国になったのか?──民主的選挙と婚姻政策
・パックス・モンゴリカ──中国の省の起源は元にあり
第四章 秘密結社が建国した明王朝
・シナ二千年の歴史で、漢人皇帝はたった四分の一
・明のプロパガンダに騙されるな──元朝は滅びていないし、韃靼はモンゴル
・元明交代期に高麗から李氏朝鮮へ──大陸の政治に連動する朝鮮半島
第五章 最後はやっぱり異民族の清王朝
・清朝は漢人王朝ではない──女真人(のちの満洲人)によるシナ支配
・公用語は満洲語──漢人は帝国の統治・経営に参加できなかった
・超人的な天才だった康煕帝──文武両道のスーパーマン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

48
中国史について知識の乏しい私にとっては、意外に感じることの連続で、刺激的ではある…「始皇帝の焚書は文字の統一が目的」「朝貢とは、属国になることではなく単なる商売上の関係」「官吏は給料を貰わず、貰うのは賄賂」「中国文化が朝鮮半島を経由して日本に入ったというのは間違い」「始皇帝以来の2200年で、漢人が皇帝だった期間は1/4だけ。漢人でない皇帝の方が良い政治を行っている」。豊富な知識でエピソードも面白いが、著者の歴史修正主義的なスタンスに対して違和感を覚え、正直、何をどこまで信じたらいいのかわからなくなる。2020/06/08

ピオリーヌ

12
岡田英弘『皇帝たちの中国』を解釈しなおした内容。やや一面的な記述も目立ち、この本のみで中国史を把握しようとしない方がいいとは思うが、様々な示唆に満ちている内容。共産主義の影響でモンゴル人は自国史について疎く、1997年に発行された歴代ハーンの切手の肖像画はオゴデイとフビライが逆になっていたという。考えられない。2021/12/14

紅井流星

11
『チャンネルくらら』で田沼隆志氏が聞き役になりYoutubeにて配信された内容をまとめた本なので大変読みやすい。Youtubeも全部見たので、当然ダブりはたくさんある。しかし、度聞いた位で覚えている量などたかがしれているので、より詳細を本にまとまっているのはありがたい。一番ビックリしたのは中国人が漢字を使えこなせていないことである。確かに文字が漢字しかないので、いきなり漢字を覚えるしかないと思っていたら、今はアルファベットで発音を覚えるようである。では、その昔はどうしていたかと言えば、簡単には書けません。2020/03/04

Teo

6
確か以前「皇帝たちの中国」と言うのを買って読んだ記憶があった。しかしそれとは別物の様だと言う事でこちらを買ってみた。中を見て分かった。「皇帝たちの中国」の著者の岡田英弘氏の妻の宮脇淳子氏がもっと噛み砕いた内容にして書いたものがこの「皇帝たちの中国史」なのだそうだ。そう書かれているだけあって、内容的には高校生でもっと中国史をと思っている層に向いているのではなかろうか。曖昧な書き方ではなくて或る意味での決めつけをしているからだ。その一方でこれが全てだと思ってしまうと弊害はあるかと思う。2020/02/18

ねこねこ

6
一口に「中国」といいますが、「中国って何?」と聞かれた時に説明が難しいのが大陸の東側。 「東洋」という括りで見えなくなりがちですが、日本とはかなり異質な地域なのがよく分かる本。 著者はモンゴルの専門家でもある歴史学者の先生。 地形的な要件や、国家としての発達史をふまえて話が進んでいくので、大陸の本来の魅力を知るきっかけになりました。 中国の古代史や、東アジアの民族の関係性に馴染みのない人は、少し読むのに時間がかかるかも知れませんが、地図を見ながらゆっくり・じっくり読むという贅沢な読書にオススメ。2019/12/30

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