負けてみろ。

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負けてみろ。

  • 著者名:田口元義【著】
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 秀和システム(2019/09発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784798056548

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内容説明

聖光学院は、PL学園や横浜高校ですら未体験の夏の甲子園12年連続出場を果たした福島県の強豪校です。その一見、華やかに見える記録の裏には、監督の逃亡、0対20での敗北、震災など信じられないドラマが隠されています。本書は、前人未到の夏の甲子園12年連続出場を成し遂げた聖光学院の斎藤智也監督やコーチ陣、選手たちをインタビューし、選手を強い人間に育てる教育論と高校野球の清く壮絶な舞台裏を描いたノンフィクションです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹園和明

34
12年連続甲子園出場。1年でレギュラーが入れ替わる高校野球でこの記録は奇跡的。しかも県予選を毎回圧勝で勝ち進んでいるわけではなく、逆転サヨナラで甲子園出場を決めた年もある聖光学院。その強靱な精神力はいかにして育まれるのか。監督コーチやOBの証言などからその凄絶なチーム作りを紹介する。同校の強みは斎藤監督と横山部長が太陽と月になり、地球たる選手達を遍く照らし全ての選手が成長する点にある。しかし選手達が心身をすり減らす様も尋常ではなく、その凄まじさは想像を遙かに超えていた。高校野球ファン以外も必見のルポ!2019/04/07

tetsubun1000mg

9
著者の田口元義さんは、福島県の元高校球児(3年間補欠)と紹介されている。 ライバル高であっただろう聖光学院の監督、コーチ、各学年の主力選手を徹底的に取材し、インタビューしている。 監督の話が中心だが、福島で優勝も狙える実力高を築き上げたのは、この監督の熱い気持ちがあったからだろう。 精神論が多いのが気になるが、現代的なスキの無いプレーも持ち味としており、バランスのいいチームを作ってきている。 監督の徹底した指導法は、苫小牧高校の香田監督を思わせるが、レギュラー以外の選手にも目を配っていることはよく分かる。2019/03/20

ようはん

4
高校野球ファン、そして福島県民にとってお馴染みになった聖光学院野球部。本書は斎藤智也監督が1987年に新任教師兼野球部部長となる所から始まり、その後の甲子園初出場や県夏大会12連覇と現在に至るまでの躍進と苦難の歴史が描かれている。この本を読んで感じた事はかなり多いが、選手の気質や雰囲気は1世代の違いで結構変化する物であり聖光学院野球部の立場の変化も相まって選手と接して成長させていく事の大変さが印象的であった。2019/04/03

ゆうき

4
★★★☆☆3.5非常に参考になりました。日頃から、肝に命じ過ごしていこうと思います。バイブルにしたいと思います。最後の田口元義さんの聖光学院の指導者方へのメッセージがとても良かったです!これから聖光学院を、より一層注目したいと思います。2019/03/29

いっちょめ

3
聖光のチーム力、スタッフが同じ方向を向いているから12連覇につながっているのだな、子供の能力や力なんて毎年違うのに毎年甲子園に出ているのはスタッフ力なのだと思った。2019/05/09

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