medium 霊媒探偵城塚翡翠

紙書籍版価格 ¥1,870

medium 霊媒探偵城塚翡翠

  • ISBN:9784065170946

内容説明

★★★★★
五冠獲得!

★第20回本格ミステリ大賞受賞
★このミステリーがすごい! 1位
★本格ミステリ・ベスト10 1位
★SRの会ミステリベスト10 1位
★2019年ベストブック

さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補!

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒として死者の言葉を伝えることができる。しかしそこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かう。一方、巷では連続殺人鬼が人々を脅かしていた。証拠を残さない殺人鬼を追い詰められるのは、翡翠の力のみ。だが殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。

●ミステリ作家より●
ミステリ界随一の本格的な奇術家【マジシャン】でもある相沢沙呼の、巧妙にして実にイジワルな、それでいて実に胸の空【す】く一撃!/綾辻行人
この探偵のどこが凄いのかについては、読んだ人としか語り合えません。最後まで読み切った人としか……(含み笑い)。/有栖川有栖
自ら禁じ手としていた殺人事件を解禁した相沢沙呼はやはり強かった……。/青崎有吾
「全てが、伏線」の初刷帯に偽りなし。本年度の必読作です!/浅ノ宮遼
“ちょっとばかし自信をつけたミステリ作家が格の違いを思い知らされて筆を折るレベル”の傑作でした。二度言います。傑作。/井上悠宇
帯でハードルを上げまくったのは正しかったと納得。というか感嘆。これは相沢沙呼にしか書けない傑作だと思う。/芦沢央
これはまさに超力作の傑作。僕は特殊ミステリの最新形態と呼びたいです。特殊性をああ使うとは!/今村昌弘
同年輩の本格ミステリの作家として「嫉妬」を覚えるほどの作品だった、というのが最大の褒め言葉になるのではないでしょうか。/鵜林伸也
一冊の本を書くためにここまでやるか、という……。同じ作家として、その熱意を見習わなければいけないと思いました。/岡崎琢磨
この本は「叫ぶ」だけじゃない。本格だった。純粋に「ミステリとして」おもしろかった。あと翡翠ちゃんはもちろん可愛いです。/織守きょうや
読んでいる間中翻弄され倒したのが面白かったです。翡翠ちゃん可愛い!は本当のことです。/斜線堂有紀
この作品は「2、3年後に文庫化してから」ではなく今読んだ方が絶対楽しいやつです。理由は読めば分かります!/似鳥鶏
完全に掌の上で転がされました。脱帽です。 「2019年最驚のミステリ」という惹句も絶賛の声も大げさじゃない。/葉真中顕
最後まで読んで全てにやられました……。何を言っても野暮になる。相沢さんにしかお書きになれない作品です!/降田天

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

1162
このミスランキングから。書店で良く見かけた記憶はあったが、全くのノーマークだった作品。最終章でどんでん返しがあることは前情報からある程度覚悟。それ故に、インタール―ドに登場するシリアルキラーの正体は分かりやすいので、その先にもう一段仕込まれていると、今となっては明白なのは仕方がない。どんでん返しにも、人によって好みがあるので、「ふ~ん…」で終わる読者も多そう。この本の良いところは、ラストの驚きのシンプルなインパクトでも、充分に勝負出来る上に、本格として、推理の構築方法に新しい見せ方を提示したところだろう。2019/12/13

starbro

1013
2019年の国内ミステリランキング1位になってから、図書館に予約したので、コロナ禍もあって漸く読めました。相沢 沙呼、初読です。最初の方はこれが本当にミステリ1位、本屋大賞6位なのと思って読んでいましたが、第三話、最終話とドンドン面白くなり、2019年の各種勲章は納得です。 http://kodansha-novels.jp/1909/aizawasako/ 相沢 沙呼は、女性作家だとばかり思っていたら、思いっ切りオジサンの男性作家でした。 https://news.kodansha.co.jp/80902020/07/02

ウッディ

900
霊視で事件を解決に導く美少女霊媒師の城塚翡翠と作家の香月史郎の探偵コンビが殺人事件を解決する。霊視で犯人が見つけるなんて邪道・・ラノベ風の装丁もあって、少し変わった設定のライトミステリーだと侮っていました。・・が、最終話ですべての印象が変わるストーリー。思いもよらない犯人が豹変して本性を現すミステリーは多くあったが、探偵の豹変には驚き、その本性はある意味もっと怖かった。「全ては伏線」という帯の言葉どおりで、騙される快感に気付かされる緻密な物語。本屋大賞ノミネートも納得の一冊、面白かったです。2020/12/05

海猫

895
帯に「2冠!第1位」(現在は3冠)と書いてあるし、多数の推理作家陣による称賛のコメントを読むとどうしてもハードルが上がる。作家の香月史郎と霊媒の城塚翡翠が、コンビで殺人事件を解決していく連作短編集。まず翡翠が美人で言動行動が可愛らしくミステリアスな雰囲気も相まって、かなり萌える。各話軽快なので、食感がライト文芸っぽい。そう思い、読んでいくと思いきりしてやられた。実は予想以上にロジカルに組まれた作品で、ライトどころか確かに本格ミステリの味わい。ハードルを余裕で超えてくる内容に納得させられる。読んで良かった。2020/01/21

パトラッシュ

887
某少年探偵は「真実はいつもひとつ」と断言するが、真実に至る過程がひとつとは限らない。これが霊媒師と推理作家がダブル探偵を務める本作の隠れたテーマだ。霊視で殺人犯を見抜く探偵を論理的にどう説明するかという難問を巧みにかいくぐってみせる第三話までは本格ミステリとしての高い完成度で読者を満足させるが、最終話でそれまでの物語を完全に否定してのける手腕は見事だ。今年の本格ミステリ大賞と推理作家協会賞のダブル受賞も夢ではない。ただ今後続編が書かれるとしても、ヒロインの真実を知ってしまった読者を騙すのは難しいだろうが。2020/03/10

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