内容説明
強大な魔力を持っているせいで、冷遇されてきた公爵令嬢セシル。ある日彼女は、自分が乙女ゲームの悪役令嬢であることを思い出す。嫌われ者のままではゲームのシナリオ通り処刑されてしまうと、周囲との関係改善に乗り出したのだけど……両親はセシルが大嫌いで、姉は事あるごとに嫌がらせしてくるし、使用人たちは話しかけても冷たい態度。婚約者の第二王子はセシルにあらぬ罪を着せてきて……。こんな奴らと仲良くしようとした私がバカだった！ 開き直ったセシルは、理不尽な嫌がらせに持ち前の魔力で対抗することにして――。虐げられ続けた悪役令嬢が、優雅に敵をぶっ潰す!? 最強ざまぁが吹き荒れる凶悪ファンタジー！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
7
良くも悪くも悪役令嬢物のダイジェスト版を読んでいるような印象でした。とにかく展開が早いことに加え、主人公が自分を鍛えていくシーンの描写も最低限なので、心の中に様々な葛藤を抱えた主人公が持ち前の魔力ですべてねじ伏せていくだけという感じでした。本来3巻でやるような内容を1冊にまとめてしまっているような感じなので、個人的にはもう少し話に脹らみがある方が好みですが、悪役令嬢物を初めて読むという人にとってはストレスなく読めて楽しいと思います。2022/08/04
朔夜
6
★★★★2019/07/15
枢
1
流石、音無先生…好みのストーリーしかない。いい感じのざまぁと主人公の辛い過去の表現度。そして最後にハッピーエンド。前回の悪役令嬢の話も泣けたけど今回は心がじわぁっと感動して最後のページを読みました😌2020/12/03
