ペリリュー島玉砕戦 南海の小島 七十日の血戦

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ペリリュー島玉砕戦 南海の小島 七十日の血戦

  • 著者名:舩坂弘【著】
  • 価格 ¥827(本体¥752)
  • 潮書房光人新社(2019/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784769822882

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内容説明

中川州男大佐率いる1万余の日本軍守備隊は、4万4000の兵隊と数百の戦闘車両を投じた米軍と知略闘魂のかぎりを尽くして戦い、莫大な損害を強いた──最後の一兵まで勇戦した日本将兵たちの壮絶なる戦場と知られざるペリリュー洞窟戦を描く。

ペリリューから11キロ南下したアンガウル島での凄絶な激闘を経て、奇蹟の生還を遂げた「英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記」の著者 舩坂弘によるノンフィクション戦記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

37
中川大佐率いる守備隊の記録。読むのが辛くなる。書かれた時点で戦後21年。考えてみればその当時、ここで亡くなった人々の肉親がまだ数多くご存命だった頃である。東京オリンピックを経て高度成長期に入った当時、本書を読みながら肉親の過酷な生と死を読んだ人々はもっと苦しかっただろう。少しこの辺りの史実を辿ってみようと積読山に関連本ありだが、手を出せるだろうか。2019/09/25

スー

21
電136舩坂弘氏2作目。こちらはペリリューの戦いです。中川大佐率いる守備隊の苛酷な状況の中での奮戦に驚きました。まぁちょっと日本軍側に熱が入りすぎる感じがして危うい気がしましたが、それを裏付けるアメリカの資料をあげ相当は損害を出し日本軍の斬り込み戦法に舞いっていたのがわかりました。2019/09/16

こぺたろう

11
漫画のペリリューを読んでから、本書を読了。著者は、あの船坂弘氏。改めて、そういった時代があったうえで、今があるんだと思いました。さて、午後の仕事戻ります。今の仕事も大変だけど、この本に書かれている大変さに比べたら、全然大したことないと思いつつ。2020/11/13

Kenichi Mizuba

8
陛下のお優しいお気持ちと、平和を願っての行動に、熱心な御姿に感動します。それに比べ、日本国民も血を流せ、今までのように金を出すだけでは行かないというアメリカの圧に従うしかないのか、今の政治は情けない。アメリカ相手に勇猛に闘いを挑んだ日本とドイツ。そして、不当に裁かれたのは日本だけ。沖縄県はいまだに植民地。珊瑚が堆積してできた小さな島で多くの若者が命を散らしました。忘れてはいけない。2015/04/26

同志

5
ペリリュー島戦記を読んだ後に日本軍側視点も欲しいなと購入 不死身の日本兵である船坂氏の感情がよく現れており、戦死した日本兵の気持ちを代弁している本だった。 日本側視点で考えればペリリュー島の戦いは非常にツラい戦いだったと感じた。 我々の想像を絶する地獄で亡くなった日米両国の人々を思うと感情が高ぶる。 日本政府は英霊の遺骨を必ず回収する必要があると思いました2019/12/31

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