蒼色の大地 <電子書籍版 特典付き>

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紙書籍版価格 ¥1,870
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蒼色の大地 <電子書籍版 特典付き>

  • 著者名:薬丸岳【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 中央公論新社(2019/05発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120051890

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内容説明

薬丸岳の新境地にして真骨頂。エンターテインメントの極致がここにある。

この世から争いはなくならない。そんなことは、分かっている。
かつて幼馴染であった新太郎、灯、鈴。時は流れ、新太郎は呉鎮守府の軍人に、灯は瀬戸内海を根城にする海賊に、そして鈴は思いを寄せる灯を探し、謎の孤島・鬼仙島にたどり着く。「海」と「山」。交わることのない二つの血に翻弄され、やがて国を揺るがす争いの渦が巻き起こる。友情、恋慕、嫉妬、裏切り。戦争が生む狂気の中で、三人は希望を捨てず、運命に抗い続ける――。
電子書籍版特典として、朝井リョウ、伊坂幸太郎をはじめとする「螺旋プロジェクト」全8作家が早稲田大学にて行った座談会がついています!出典:「『螺旋』の先にある新しい小説の景色」(2016年7月発行「小説BOC2」に収録)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

343
薬丸 岳は、新作中心に読んでいる作家です。中央公論新社創業130周年記念「螺旋」プロジェクト第三弾です。 http://www.chuko.co.jp/boc/spiral.html 「螺旋」プロジェクト完読倶楽部継続中です。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11423997?sort=book_count&order=desc 「螺旋」プロジェクト&薬丸岳版ロミオとジュリエット、現状マイベストです。続いて天野 純希の「もののふの国」 へ。2019/06/18

うっちー

231
これまで読んだプロジェクト物の中では秀一2019/06/03

nobby

227
まずは、こんな薬丸さん見たことない(笑)明治時代を舞台に、海族〈海賊〉と山族〈海軍〉の対立を描く力作。かたや蒼い目を特徴に“青鬼”と虐げられ、一方は大きな耳から“犬”と罵られる、身体的特徴から生まれる偏見に人間の愚かさを思い知る…かつて同じ村で過ごした3人の視点入れ替わる章構成だが、ほとんど時系列にズレがないだけに、とにかくスレ違う様が際立っている。運命あるいは私怨から日本の存亡危機にまで至る展開は、実際の戦争要因とも重なり感じ入る…「この海が大地だったらいいのに」何気ない一言が読後に生む心変わりが絶妙♪2019/07/15

のぶ

197
薬丸さんの今までのイメージとは違った雰囲気の作品だった。今まで人の内面を描くものが多かったが、本作は螺旋プロジェクトのルールに則ってか、明治時代の孤島を舞台にした壮大な物語だった。主要登場人物は、軍人の新太郎、海賊の灯、灯に思いを寄せる鈴。3人は幼なじみだが、今はそれぞれの道を歩んでいる。時代に翻弄され、明治海軍と海賊の戦いの渦に巻き込まれてゆく。プロジェクトのテーマである「海」と「山」はよく色分けされていて、面白い冒険戦記に仕上がっている。ファンタジックな要素も交じり時代小説の枠に嵌らない小説だった。2019/05/21

タイ子

178
社会派ミステリーの薬丸さんが冒険小説を読ませてくれた。螺旋プロジェクトの一環と言うことで、螺旋の他の作品は全くの未読ながらこれはこれで楽しめる。明治時代の瀬戸内海を根城に海賊とそれを壊滅しようとする海軍の物語。でも、物語に横たわるのは海と山に分けられた人間の差別的な間にいる二人の男女のラブストーリーかもしれない。人を憎むことを生きがいに戦を仕掛ける海賊と海軍のリーダー。幼馴染ながら差別され別れて生きる純粋な男女。憎しみが消えない限り争いは続く。ただ手を取り合えばいいものを…。そんな事を教えてくれる一冊。2019/06/19

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