暗号技術の教科書

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暗号技術の教科書

  • 著者名:吹田智章【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ラトルズ(2019/01発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784899774839

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

現代社会で必要不可欠な「暗号」についてやさしく、わかりやすく解説!!
暗号は、情報の秘匿のみならず保護や認証といった目的のための現代生活に欠くことのできないキーテクノロジーです。
今後も応用分野が広がる電子暗号技術はデジタル技術と数学的処理により成り立っていますが、その仕組みを理解するのは難しいものがあります。
本書は、エピソードを交えながら、古典的暗号から電子暗号まで、暗号が現代生活にどのように利用されているか、
意外なところで活躍している暗号や、その仕組みを分かりやすく紹介します。

第1部「黎明期の暗号とその分類」では暗号とは、そして過去の暗号法を分類して紹介。
第2部「近代暗号と暗号機械の誕生」では試行錯誤から生まれた様々な暗号機械の登場と戦後までを振り返ってみた。
また、ここでは過去に利用された多項式暗号の実際の解読方法の例を紹介する。
第3部「エレクトロニクスと暗号技術」ではエレクトロニクスと暗号のかかわりを紹介。
第4部「サイバー時代の暗号技術」では今、主流となっている暗号のアルゴリズムやそれを取り囲む話題などを紹介。
仮想通貨のブロックチェーンやそのベースのひとつハッシュ値、いまや暗号存続の脅威となっている量子コンピュータについてもその仕組みを解説する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lambda

1
様々な暗号について知ることができる。 いわゆる暗号の歴史、変遷がわかる。 一方、一つひとつの近代暗号技術に関しては深く触れられていないので、なかなか理解が難しい。 こういう暗号技術があるのかーという感触はあるものの、人に説明できるほどの理解は難しいと考える。2022/02/09

Vc. Ghosh

0
一冊で暗号に関する事項の大部分を紹介しているのではないかと思います。しかし、具体的なアルゴリズム等については大まかな説明となっており、背景知識がなしでこの本から正確な理解を得ることは難しそうです。参考書籍の一覧や年表などがついており、全体感をつかむための概論と言った感じです。今後、個別の暗号技術について深く学ぶときに、全体の中でのその技術の位置づけを知るのに役立ちそうです。2020/05/25

ふら〜

0
CDやらDVDのセキュリティについても解説してくれてるのは良いよね、他の本では中々語られないし。 全体を通しても平易な言葉と適切な図示で理解は進む2019/03/16

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