1945年8月29日未明、米潜水艦セグンドは想像を絶する巨大な艦影を発見した。日本海軍が極秘裏に開発していた世界最大の潜水艦伊401潜だった――。地球を一周半する航続能力をもち、攻撃機「晴嵐」3機を搭載する伊400型は、真珠湾に続く対米戦争の切り札として山本五十六が構想したものという。米国のジャーナリストが、日米双方の資料を調べ上げ、存命する当事者に直接取材して、最高機密に包まれた巨大潜水艦の誕生から最期まで劇的な航跡のすべてを描く。
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