内容説明
悪魔VS凶悪犯罪者――衝撃の犯罪心理サスペンス!
「俺は邪悪な話術を使う、悪魔なんだよ」
死体マニアの変人ながら、天才的頭脳で若くして犯罪心理学の准教授を務める男、犬飼。彼は“特権法”登録ナンバー〇〇二――難解事件の捜査を特別に国に認められた民間人プロファイラーだ。
【黒妖犬(ヘルハウンド)】の異名を持つ彼は、幼馴染の副検事・諭吉から持ち込まれる凶悪犯罪の真相を【悪の心理学(イーブルテクニック)】で狡猾に暴いていく。しかし、犬飼が死体を愛するきっかけとなった25年前の事件――諭吉の母の自殺だけは真相が不明で……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu
36
Kindleにて読了。犯罪プロファイラー。犬飼さんと諭吉の関係が面白いと思って読み進めたところ、最後のストーリーが以外だった。次も読もう。2019/12/07
momi
35
犯罪者プロファイラーシリーズ第一弾!う〜ん、登場人物たちの口調と言うか文体が私には合わなくて、かなりの抵抗がありながら読み進めました。キャラもイマイチたっていなかったような…ただ驚きの展開があって目をむいたのは事実です!!なので次が気になります!!2020/03/11
桜
22
めっちゃ面白かった!普段犯罪者の心理や行動なんてなかなか触れないから気になってどんどん読み進められました。2020/11/01
マサキ@灯れ松明の火
13
犬飼秀樹…犯罪心理学の准教授にして、犯罪者プロファイラーの男。彼にとって、被害者(遺体)は、「恋人」である。諭吉龍一郎…犬飼秀樹の幼馴染みにして、副検事。サクサクと読了ですが‥25年前の諭吉の母マリアの事件は、許しがたいですね。女神の姿をした悪魔……彼女に人生を狂わされた犬飼秀樹と諭吉龍一郎が哀れです。。2019/03/18
にゃうぴょん
12
ヘルハウンドの異名を持つ犬飼と幼馴染の副検事諭吉さんとのやりとりが楽しめました。取調室での会話の攻防は面白かったけど、出てくる遺体がちょっと辛かったです。2019/06/04