喧嘩稼業(9)

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喧嘩稼業(9)

  • 著者名:木多康昭【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2017/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065100905

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内容説明

陰陽トーナメント第三試合にして大会屈指の注目カード!! 入江文学vs.櫻井裕章――双方ともに最強の名にふさわしい歴戦の格闘家が、リングの上で互いの生涯そのものをぶつけ合う…!! 勝者と敗者は紙一重……己の信念を決して折ることなく、最後まで立っているのはどちらの男か!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

103
陰陽トーナメント屈指の実力者同士のカード、入江文学対櫻井裕章。櫻井の引出しの多さに恐ろしくなる。そして文さんの勝利への執念に息を飲む。文さんは父・入江無一の仇である田島彬を倒すには陰陽トーナメントで優勝し、田島への挑戦権を得ねばならない。文さんも驚く櫻井の強さ。文さんの起死回生の煉獄。五分まで持ってきた勝負も、文さんの勝利の可能性が遠のく事態に。この作品は格闘技の読み合いや頭脳戦も面白いが、登場人物の遺恨の描き方が実に巧みだと思う。遺恨がリアルだからこそ、登場人物へ大きく感情移入出来る。絶品の格闘技漫画。2017/11/20

ゼロ

59
入江文学と櫻井裕章の戦いは続く。櫻井は、死線を潜り抜け、記憶障害というハンデを持ちながらも勝ち続けているので強い。自分の型すらも戦闘中で思い出すセンスもあり、文学は苦戦を強いられる。田島が殺したいと思っているだけの強さがある。反対に文学は、富田流を持ち、左耳を犠牲にしてまで勝ちたいという執念がある。戦いの最中に左両前腕骨折もし、実質片腕を失った。決着は次巻以降になりそう。そして里見と上杉の相談、里見の暗躍と、場外でも戦いは続いている。誰もが勝つために手段を選ばずにいるので、読んでいて面白くあります。2018/06/27

あーびん

12
櫻井VS文さんの試合は本誌で追っていたから毎回すごくハラハラしたなぁ。櫻井の「忘れたくねーよ」が泣ける。試合を通しで読みたいので10巻をはやく出してほしい。2017/11/22

hannahhannah

11
入江vs.櫻井が続く。里見も上杉に会ったり、ホテルのボーイを使ったりと試合外で動いている。戦闘するときもチェスのように頭を使うし、戦っていないときの権謀術数もこの漫画の魅力。2017/12/20

サケ太

10
強過ぎる。田島が殺すことを望む、記憶喪失の最強闘士櫻井裕章。対するは、父との約束を果たすために戦う中年武術家、入江文学。強過ぎる櫻井。弟子、十兵衛と共にくみ上げた作戦で挑む。息吹のシーンは格好良い。底の見えない相手。圧倒的な不利。そして、舞台裏で語られる玉拳里見賢治の暗躍。十兵衛とは別方向だが、考えて戦う男。上杉均との協力体制も築かれ、トーナメントの結果だけでなく、暗闘も楽しみになってくる。2017/11/26

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