内容説明
全米絶賛〈Hidden Legacy〉シリーズ第2弾、愛と陰謀が交錯するアーバン・サスペンス!
ネバダは父親が遺した小さな事務所を継ぎ、家族の面倒を見ている。この生活が好きだし変えるつもりもない。なのに目を閉じれば思い出してしまう、肌に触れた彼の手、唇の味を……いいえ、巨億の富を持ち、世界が恐れるマッド・ローガンとは、始まるチャンスもないまま終わっているのよ。愛人になれという誘いを拒んでから2カ月、彼からは何の音沙汰もなかった。だが新たな事件が再び二人を引き合わせたとき、ネバダは思い知る。ローガンは手段を選ばない。殺しを厭わないのと同じ非情さで、彼はネバダの愛をむきだしにするのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Panzer Leader
54
魔力を持つ者が世を支配するパラレルワールドを舞台にしたアクション・ロマンス作品。前作と比較するとよりアクション寄りになりロマンス部分はほんの少々で自分好み。キャラがしっかり描かれているので読んでいて楽しい。関係ないけどおばーちゃんの愛戦車ロミオ(M551シェリダン)は自分が初めて製作した戦車のプラモデルだった。今度タミヤから新製品も出るんで作ってみよう。2018/11/26
ずっきん
50
予想通り読みごたえも面白さも大増量できたー!やたらに胸筋腹筋を晒す男どもはなりを潜め、カーチェイス、ガンファイト、魔力使いの攻防の迫力がマシマシ(元軍人の夫担当か?)。そこにロマンス、シンデレラっぽいのぶちこんでも違和感ないのはすごい。緻密な練られたストーリーと分厚いアクション描写の成せる技か。ロミオ←M551シェリダンwを操るおばあちゃん、FRAG12榴弾をぶっぱなすネバダ。ヒロインとおばあちゃんが暴れる作品に外れなし。表紙と中身がこれほど違うのもすごい。完全にミリタリー&パラノーマル(笑)2018/05/29
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
39
アメコミ?、映画のような感じ。私には難しいな。ロマンスも最後にちょっびり(^o^;) どっぷり、ロマンスに浸りたいわ~(^_-)2017/11/16
あさうみ
34
<第2弾>パラノーマルな魔力のSF世界設定。芯の強い女性ネバダとダークなローガンの関係が深まるかと思いきや敵がぶっ込んでくる。戦闘や魔力対決などアクションも◎。二人とも魅力的だが凄腕スナイパー母、戦車を操る祖母とネバダの家族も好きすぎる。和訳も絶妙で読んでて笑わせてくれる。読者の要望を掴み脅威のスピードで全巻翻訳したハーパーさんに機動力に感謝…黒幕はだれか第三弾も楽しみ♪2018/05/21
モルテン
30
めちゃくちゃ面白かった…!前作に登場したキャラクターたちが、さらに新たな一面を見せたり、深みを見せたりし、また、お話自体もとても引き込まれるものだった。前作同様、惹かれあいながらも決して甘くなったりデレたりしないヒロインとヒーローがいい!だってそうだよ、生死がかかっている仕事中だもの、色恋沙汰で集中できなくなってどうする。だけど、そのなかで育まれる愛。素晴らしい。本作では私はオーガスティンとコーネリアスに好感をもったので、2人のスピンオフとか今後出ないでしょうか??だってオーガスティン独身だよ?2018/02/28