ロケットボーイズ 上

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ロケットボーイズ 上

  • ISBN:9784794221858

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内容説明

1957年、ソ連の人工衛星スプートニクが、アメリカの上空を横切った。夜空を見上げ、その輝きに魅せられた落ちこぼれ高校生四人組は考えた―このままこの炭鉱町の平凡な高校生のままでいいのか?そうだ、ぼくらもロケットをつくってみよう!度重なる打ち上げ失敗にも、父の反対や町の人々からの嘲笑にもめげず、四人はロケットづくりに没頭する。そして奇人だが頭のいい同級生の協力も得て、いつしか彼らはロケットボーイズと呼ばれて町の人気者に。けれど、根っからの炭鉱の男である父だけは、認めてくれない…。のちにNASAのエンジニアになった著者が、ロケットづくりを通して成長を遂げていった青春時代をつづる、感動の自伝。 映画『遠い空の向こうに』原作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LvzaB

5
主人公たちが単純にロケットを作る物語と思いきや、主人公の住む街や生きた時代、そこに住む人たちとの交流や家族との複雑な関係を描いた人間ドラマだった。厳密な意味でのノンフィクションではないが、前書きによるとなるべくありのままを記述したらしい。確かにコールウッドという町や炭鉱での仕事は細かく描かれ、父や兄との確執、母親の愛情、街の人の優しさや厳しさは生々しいものがある。だがしかし、そこらへんにあるフィクションより断然面白く、映画化されるのも納得の作品だった。下巻が楽しみ。2019/09/03

げんまん

4
ソ連がスプートニクの打ち上げに成功し、騒然とするアメリカ。そんな中、ケープ・カナベラル行きを夢見る少年達がロケットづくりを始める。下巻はどうなる?2019/01/15

Kiyoshi Utsugi

4
ウェストバージニア州コールウッドという炭鉱の街で生まれ育った主人公(ホーマー・ヒッカム・ジュニア)がビッグクリーク高校の一年生だった1957年に、当時のソビエトが人工衛星スプートニクを打ち上げます。 それに刺激を受けて、高校の仲間の何人かで高校三年間でロケットを作って、三年の時には科学フェアに参加し、夢をかなえるというものです。 上巻は、燃料として砂糖を使ったロケットキャンディを採用するところまで。2016/02/21

ユーキ

3
いいなぁ、この雰囲気。小学生高学年に読みたかった本だと感じた。下巻も楽しみ。2016/04/09

らいすむ

3
今の時代では難しいかな。こんな実験やってたらテロリストになっちゃう。それができる自由と社会があったアメリカは素晴らしい。 牧師さんの言葉は現代にも有効かな。 ●息子たちよ、父親に従いなさい。だが父親たちよ、息子の夢を育ててやりなさい。息子が困ったら、相談に乗っておやりなさい。迷い出たら、探しに行き、連れ戻しなさい。 すばらしい夢を育てている少年たちです。その夢をつぶすのではなく、応援してやろうではありませんか。 2016/03/30

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