文春e-book<br> CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見

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CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見


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内容説明

「君の技術を説明してほしい」
ヒトラーは私にこうたずねた。その顔は豚である。
恐怖にかられて目が覚める━━。
ヒトゲノムを構成する32億文字のなかから、たった一文字の誤りを探し出し、修正するという離れ業ができる、その技術CRISPR-Cas9(クリスパー・キャス9)。2012年にその画期的遺伝子編集技術を「サイエンス」誌に発表したジェニファー・ダウドナ博士は、またたく間に自分の開発した技術が、遺伝病の治療のみならず、マンモスを含む絶滅動物の復活プロジェクト、農作物の改良など燎原の火のように使われていく様におののく。
豚の内蔵を「ヒト化」し、臓器移植するための実験も行なわれた。
人間は自らの種の遺伝子までも「編集」し、進化を操るところまで行ってしまうのか?
ノーベル賞確実と言われる画期的技術を開発した科学者の唯一の手記を独占出版。
解説・須田桃子(毎日新聞科学環境部記者)

■目次
プロローグ まったく新しい遺伝子編集技術の誕生

第一部 開発
第1章 クリスパー前史
第2章 細菌のDNAに現れる不思議な「回文」
第3章 免疫システムを遺伝子編集に応用する
第4章 高校生も遺伝子を編集できる

第二部 応用
第5章 アジア象の遺伝子をマンモスの遺伝子に変える
第6章 病気の治療に使う
第7章 核兵器の轍は踏まない
第8章 福音か疫災か?

エピローグ 科学者よ、研究室を出て話をしよう