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内容説明
【フェイスブックが世界最大級SNSになるまでの困難・教訓を、ライブ感満載の筆致で描く】シェリル・サンドバーグの近くで働き、開発者のひとりである著者が、フェイスブックのこれまでとこれからについて描くインサイドストーリー。著者が「その成功は偶然ではない」と断言するように、フェイスブックがこれほどまでの地位を築くにいたった過程は、困難に満ちていながら、それでも「世界をよりオープンにつなげる」という一貫したミッションに向けて進む。その過程がインサイダーらしいライブ感にあふれた筆致で描かれている。2011年刊行の『フェイスブック若き天才の野望(日経BP社)』が起業時の話なら、本書はその後、19億人のユーザーを獲得し、企業として確固たる地位を築く過程の物語。その意味で、スタートアップ業界にいる人だけでなく、一般のビジネスマンにも参考になる話が満載。また、テクノロジー業界のリーダーが描く未来をも垣間見ることができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤星琢哉
27
むちゃくちゃ面白い、勉強になる、そして懐かしい。。起業家必読書でしょう。著者はエンジニアのマイク・ホフリンガー。元Facebookなのでかなり詳しく戦略やグロースのことについて書いてくれている。>桁外れの成功に必要なのはたった3つの要素だ。愚かで賢いビジョナリーであり、不可能を可能にするミッションに絶えず挑み続け、プロダクトを軸としたプラトン・アカデミーを作れば良い2017/08/26
踊る猫
15
何故フェイスブックはしぶといのか(失礼!)。それを知りたくて読んだのだけれど、悪く言えば自画自賛本であり良く言えばマーク・ザッカーバーグと彼が率いるスタッフがどれだけ強かかが本書で分かる。失敗を恐れずに次々と新しいミッションに挑んでいく姿勢、全世界を繋げようとする崇高なアイデア、そしてヴァーチャル・リアリティまでも自分のものとして呑み込みグーグルやアップルの対抗馬になろうとするヴィジョンが語られており、なるほどこういう前のめりなスタンスが世界のユーザーを惹きつけるのか、と唸らされた。未来はここから始まる?2017/06/23
ホン
3
インテルからスカウトされ広告を携わったエンジニアが内部からフェイスブックを描いた作品。広告のみが収入源のこの会社がトヨタの2.5倍 石油メジャー最大手エクソンよりも大きいというから驚く。常に優秀な人材を集め育てながらも やはりCEOのザッカーバーグが凄い、この人物の才能とやる気がそのまま今の繁栄につながってるようだ。日本についても書かれている、シェア22%とそんなに高くないのはフェイスブックの実名制は個人があまり強く主張しない日本文化に合わないと指摘されている。2018/05/30
GASHOW
3
フェイスブックがすごいことは、世界30億人が知っている。資金援助を受けずに危機を乗り越えたことは、輪をかけてすごい。10億円くらいだったか、売却の話を一蹴した。売ったお金でまた、同じものを作るそうだ。あーすごいよ。2018/05/25
Koki Miyachi
2
マーク・ザッカーバーグが凄い、フェイスブックが素晴らしいという本だが、正直今ひとつだった。客観的なデータを並べての記述が多く、ザッカーバーグやフェイスブックの本質に迫っているとは感じられなかった。表紙は好きだけど。2017/10/13