文春e-book<br> ギッちょん

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文春e-book
ギッちょん


内容説明

第一五六回芥川賞を『しんせかい』で受賞した著者による、2013年発表の短篇小説集
表題作「ギッちょん」は第147回芥川賞候補作

・「ギッちょん」
四十過ぎてホームレスになった男。
目の前を往き来するのは幼馴染み「ギッちょん」とひとりぼっちの父。


・「水の音しかしない」
毎朝同じ電車になる男が鬱陶しくて
時間をはやめてみたら、やはり男と一緒になった。
適当に話を合わせているうちに「わたし」は窮地に陥る。

・「トゥンブクトゥ」
第一部・街でゆきかう老若男女の様々な思惑、殺意。
第二部・海辺のサバイバル。


「『わたし』は、まるで言葉を持たない動物のように振る舞う。彼の姿は饒舌な人間よりずっと深く胸に突き刺さってくる。」
(小川洋子氏/「ギッちょん」芥川賞選評より)