使用人たちが見たホワイトハウス~世界一有名な「家」の知られざる裏側~

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使用人たちが見たホワイトハウス~世界一有名な「家」の知られざる裏側~

  • ISBN:9784334978945

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内容説明

執事、ドアマン、シェフ、メイド、フローリスト……100人以上の使用人を抱えるホワイトハウス。大統領は交代しても、彼らは交代しない。彼らこそ、権力中枢をひっそりと見つめ続ける現代史の証人なのだ。ケネディからオバマまでの歴代大統領に仕えた数多くのスタッフたちへの徹底取材で明かされる、ホワイトハウスの驚くべき真の姿とは? ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー第1位に輝いたノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

27
米大統領の住まうホワイトハウスという場所、そこで働く使用人たちの目から見た歴代の大統領とその家族の逸話に迫ったノンフィクション。すでに他界した大統領の逸話にはスキャンダラスなものも含まれるが、基本的には他に比べる事のできない「大統領一家」の生活とかれらに仕える人々の心温まるエピソードが多く読後感は良いです。人種問題や大統領暗殺、911とアメリカの歴史に沿って述べられる逸話はやはりとても面白く興味深かった。そしてこれ、読んだ人はみな思う事でしょうが、ここにあのトランプ一家が来るんですよね……!想像できない。2017/05/10

Wisteria

11
すごく良かった。世界や歴史が動いている真っ只中にいながらも粛々と職務を全うするプロフェッショナル集団。それだけではなく大統領とファーストファミリーに愛情と真心と誠実さを持って確かな人間関係を築いている。数々の写真からもお互いを信頼し合う様子が伝わってくる温かさが感じられた。2017/12/17

GASHOW

10
大統領の生命を守るためには、食べ物の毒に気を付けなければいけないし、配送物の受取も危険だ。身の回りを多くの人にみてもらう代わりにプライバシーは無くなるが、ホワイトハウスの執事はプライバシーを配慮をしている。「見ない、聞かない、話さない」「他人をいれない」という。大統領家族もねらわれるため保護をする。若気の至りも含めてプライバシーは守られる。最大の信頼のもとにプライバシーを守るプロ集団がそこにいる。2017/03/01

fukuokakomachi

7
知られざるホワイトハウスの内情がそこで働く使用人へのインタビューから描かれていて、ネタとしてはとびきり面白い。 ただ、明らかにコピペしたと思われる文章が数回出てきたり、同じエピソードが繰り返し書かれていたり、一応章立てはしているものの、うまくまとまっておらずエピソードを書き連ねているだけという感じだったりで、クオリティとしては決して高いとは言えない。それは原著の問題だが、誤植という日本語版の問題も。 ただこの本、早く出版されすぎた。トランプ時代のエピソードが加わっていたら面白さMAXだったかもしれない。2017/04/07

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

6
ホワイトハウスで働く人々にインタビューして書かれたノンフィクション。大統領になると任期中は家族でホワイトハウスで過ごす大統領一家。彼らが居心地よく寛いで過ごせるよう尽力するスタッフの話は面白かった。ただ、話が時系列ではなく書かれていたのが読みにくかったかな。先日読んだお付きメイドの話を思い出した。お金持ちの世界の話を覗き見する感覚だった。『ここで働く本当の素晴らしさはファーストファミリーの愛情や絆を見る機会に恵まれることだ。スタッフが何をしたかではないんだよ』そう思って仕事をしてきたんだなぁ。2017/06/10

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