角川文庫<br> ブリジット・ジョーンズの日記

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角川文庫
ブリジット・ジョーンズの日記

  • ISBN:9784041018552

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内容説明

ブリジットはロンドン在住、30代、独身。あと3.1キロ体重を減らし、煙草をやめ、内面の安定をはかりさえすれば、物事はすべてうまくいく――はず!? 共感度抜群の不朽の名作が新装版で誕生!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

199
理想は高いが、意思が弱い 三十代女性の 物語である。はじけるようなイギリス娘 ジョーンズの内面の不安定さは 最初は 面白い。だが 延々と続く単調さから 正直 途中で 付いていけなくなる… 結婚と男と自負心…様々な思惑が絡まって 日々が過ぎていく。1995年に書かれたこの本、 英国で受け入れたらしいが、私にはその良さがよくわからなかった。 2018/06/13

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

128
『新年の誓い』を書き出してみる。禁煙・節酒・ダイエット……と紫煙を吐き出しながら。実行するのは『明日』から。明日は毎日やって来る。でも明日が『今日』になる頃には忘れてる。ロンドンの出版社に勤める30代前半の独身女性。繊細で少々神経症気味の彼女の1年間を日記形式で綴った物語。元々は英国ガーディアン紙の連載。彼女の悩みの大半は恋愛と家族の問題に由来する。特に、熟年になって自立に目覚めたエキセントリックな母親に翻弄される場面は、本書にユーモアと少しの毒のスパイスを加えている。大ヒットした映画は2001年の公開。2016/03/03

harass

83
「高慢と偏見」を下敷きにしたコメディ。編集者の30代独身女性のヒロインは早く結婚したいと思いつつも仕事と周り、何よりも妄想気味な自分自身に振り回される… 30代にしては幼すぎるし、あけすけな本音とうっかり加減にときたま吹き出してしまった。まあマンガやTVドラマとすると楽しめた。同時代の女性たちから受ける創作のパターンそのものに思える。90年台英国社会の風俗が垣間見える。ガーディアン紙の1000冊の一つ、であるが、英国枠だろう。通俗娯楽小説。2018/08/07

Willie the Wildcat

47
年初の願掛けである冒頭の”リスト”。時間の経過と共に変化、つまり人としての成長!様々な人たちに囲まれることで、キャリア、恋、家族、友情など悩みは尽きない。無論、これも成長の糧。その揺れる心情は、万国共通。(理由は異なれど)日々一喜一憂する姿に自分を重ねるなぁ。加えて、都度垣間見る主人公の”人間臭さ”に親近感。特に、機知に富んだ日々の”数値”が、まるで心のバロメーターに感じる。そこに込められたMSG・・・。現実はそんなにかっこよくばかり生きられないよね。2015/07/22

izumi

26
ブリジット・ジョーンズよりも年上になってしまったので、ついていけるか少し不安でしたが、イギリスで生活しているかのような気分で、楽しく読みました。時々吹き出してしまう部分も。知らない固有名詞もいくつかあったので、イギリス在住者だったら、もっと楽しめるのかもしれません。『高慢と偏見』を彷彿とさせるところもあり、ダーシー様にかなり萌えました。2015/08/22

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