内容説明
ルルル文庫人気ナンバー１シリーズ「桜嵐恋絵巻」の第8弾！いよいよクライマックス！！
親の反対を押し切って結婚した詞子と雅遠。周りに左右されず穏やかに愛をはぐくんでいく。そんな中、雅遠の父親が詞子に会うことに。いよいよ、二人の結婚は、許されるのか・・・？それとも茨の道は、まだまだ続くのか・・・？
そして、右大臣家、左大臣家の勢力争いに決着がつく！？。雅遠と詞子の運命を決める大事件が起こるのだが・・・。
ますます目が離せない平安の恋物語。いつだって恋する女の子は、一生懸命です！
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす＠灯れ松明の火
29
雅遠パパこと左大臣様。今をときめくお方とあってなかなかよく出来た人でした。どうして右大臣と張り合って子供みたいになってるんだろうこの人は。絶対それで色々損しているぞ。でもあれか、昔からのライバルだからどうしてもムキになっちゃうのか。2011/05/15
ひめありす＠灯れ松明の火
27
斎宮事件も無事に解決し、雅遠様と詞子にやっと落ち着いた日々が。新居の暮らしにも馴染んできた所で、ここから大団円に向かって長くて短い道のりの始まりです。雅遠様のお家問題。そうかー美人に弱くてなかなか本音が言えない体質なのは遺伝かー。そうかそうかーと妙に左大臣様が可愛く見えました。よく考えたらすごい行動力と決断力！こういう所はお父さん譲りだったんですね。雅遠様は雅兼様から遠く行っても思うがままに、利雅は雅兼様の近くで気を利かせて味方となるように。と何となくそういうニュアンスでつけられた名前のような感じがします2017/12/16
ダージリン
23
左大臣家のピンチに、政治的にも家族的にも和解へ向かう様子が良いですね～。詞子は雅遠の両親のハートをがっちり掴めたようで何よりです。どちらの弟妹も可愛い・・・。物語が収束しているのは残念ですが、いつも一気に読ませるパワーはさすがです！2011/01/24
魚占
14
登花殿は無事皇子を出産。詞子は左大臣に嫁として認められ、雅遠の妹は好きあった相手と結婚のはこび。詞子の妹は、自らの道を歩み出す。幸せいっぱい。よかったよかった。右大臣派は浮かれていた分気の毒な感じだが、右大臣の馬鹿息子がこのまま出世したら大変なのでこんなものでしょう。個人的には、詞子と雅遠の母が偶然顔を合わせる場面が好き。「こんな姫君こそ息子の妻にふさわしい」って、雅遠母、嫁に一目惚れ。左大臣家は嫁にめろめろですな。2010/11/28
U
12
左大臣家が、何やらしょんぼりになって詞子にべた惚れになっているところにニヤニヤしました。舅に好かれる嫁、ですねぇ。姑にも好かれそうですし。艶子が意外にも純情で吃驚しました（笑）あの二人のラブラブっぷりは本当目も当てられないv 弟＆妹フラグにニヤける前に笑ってしまいました。うふふうふ、この二人と、東宮たちの恋の行方が気になります。奏子ちゃんたちが認められたのは本当に良かった！2010/11/28
