内容説明
小学生と過ごす夏休みは終わらない！ 「やっと二人の愛の時間がはじまるね？」 「……貫井くんとの、ないしょのデート」 双龍島でのライブを終えて潤たちの住む町に引っ越してきた霧夢と相ヶ江柚葉。 「わにゃ、小部屋に連れ込んでお楽しみ」 「響、ちょっとそこに正座で座りなさい」 「はむ。響にー、めざせ全員こうりゃく」 そのおかげでリトルウイングの三人娘たちにも疑われることになり波乱の展開に!? 疑惑のお詫びに三人にもデートを強要される響なのだが、まずは自由研究の課題探しも兼ねて潤との初デートをすることに──!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
39
夏休み編続章。妹の髪シャンプー職人とか、えらく限定的な職人だなおい。せめて小学生女子の髪シャンプー職人とかさぁ。今回は中盤で作曲ないし音楽の基礎的な部分が書かれている構成になってる。自分も人並みには聴くけど（ジャンルの偏りは置いといて）知識的な面は全くなので、それこそ、小学生でもわかるような基本部分をしっかりと書かれているのが好印象（複雑な部分は作者ホームページでとのこと）。個人的にはこれだけでひとつの指南書として読めるなら面白いし続けて欲しいかな。あと、出番は少なかったけど桜花のラストはニヤニヤできた。2014/10/12
Yobata
31
霧夢達が島を出て響の元に現れ、正妻として振る舞い始めるも、響は潤達に付きっ切りなことに苛立ち、なんと相ヶ江さんと響の妹のくるみとバンドを組み対バンする事に。そこで夏の自由研究がまだだった潤はその課題として作曲を目指す事に…。今回は潤の作曲という事で、作曲に対する音楽理論が多めで蒼山紳士特有の小学生ネタ部分が少なかったなw響の元にやって来た霧夢は響の正妻を自称して大胆かつ面白く動くようになったけど実は相ヶ江さんの方が意外にも大胆なんだねwそれに歌唱力の凄さといい裏設定がかなり多めのダークホースだったとはw→2014/10/10
いりあ
27
紳士御用達作家、蒼山サグの"天使の3P"の第4巻です。前巻のファンタジーなノリは封印され、通常営業です。開始早々飛ばしています。もう、響は後戻りできない所まで来ているような気がします。そして、本巻では前巻で登場した新キャラたちが大暴れしています。潤たちのライバルとして定着するのかな。ところで、中盤の作曲の仕方は評価が難しいですね。あれを省いてしまうといきなり曲が完成してしまうし、きちんと書こうとすると解説本みたいに味気なくなるし、これからの課題のような気がしました。お姉さんキャラの桜花にも希望があるのか?2014/10/19
える
21
うーん、今回は微妙だったなぁ。霧夢の態度が個人的に好きじゃないというのもありますが、無理に日常に変化を出すために用意された感が強くあるのが原因かと思います。また、作曲作りの説明も難しくならないようにという配慮だとは思いますが中途半端な形になってしまっているのも良くないし、ライブ中の迫力（魅力）も今回は端折られている感じがしました。ただ、潤たちが段々と成長している様子は伝わってきたので、今後に期待です。あと、お風呂ネタはもういいかな……（苦笑2014/10/20
METHIE
20
ライバルチーム登場に本格的な作曲作り。 ある意味この作品は教官モノなんだよなぁ、ロウきゅーぶ！もそうだったし。 ３回ぐらい小学生とお風呂に入っているけど、コードのレクチャーとのギャップがスゴイ。2014/10/20
