内容説明
母の一周忌のために、実家である真霜の家に帰ることになった八千代。御城学園の逆〈トップ3〉と呼ばれる藤倉冬麻も八千代に同行するが、そこで彼は真霜の異能の力をめぐる宿命へと巻き込まれていく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
23
よもやの受け入れられない人も多いだろうと言うあとがき3発から始まった、懐かしのトロイメライシリーズ。当時は受け入れられなかったテンション高めへたれ主人公一人称も現在はどメジャーでございます。LOVEを謳い始めた(今思うと、何故?)さっぱりミステリーじゃない富士見ミステリー文庫の由緒正しき血統を感じさせます。相変わらず八千代ちゃんが跳び抜けて可愛い。雪姫さんといちゃこらしてる所なんてもう!長峰兄妹も好きですよ。カンナと春ちゃんもいつも通りで大変宜しく、今後が楽しみ。というか、壱乗寺さんは女性だったのですね…2014/07/25
佐治駿河
4
今後も続きを書いてください。待ってます。2014/05/28
he
3
言うまでもなく八千代がかわいい。文体はライトノベルであることを勘案しても、やはり独特の疾走感がある。一人称の思考と行動のテンポが心地いい。イラストレーターの日吉丸氏も6年間で進化しており、カラーのみならず挿絵も細部まで描き込まれている。個人的には、頭身が少し幼くなった感じがするのが惜しいけれども。末尾の急展開でそういえばミステリーだったと思い出させられつつ、サスペンドするのはいいけれど、どうか今度は続刊を。2014/06/26
藤崎
3
2年越しのリニューアル1巻から6年ぶりの第2巻。久々すぎたのと特に血縁関係の設定が色々出てきて複雑化してたこともあり、もはや完全に脳内リセット状態でのリスタートでしたが、立て板に土石流みたいなマシンガン地の文に一気に懐かしさを感じて当時へ回帰。というか「噂ってやつにはたいてい尾ひれがつきもので」に、あったなぁそんなのと思い出せるのもなんともはや。そんな感じで、生き別れの家族の再会か何かかってレベルで、戸惑いは一瞬で過ぎ去り、まるで往年が昨日のことだったかのように即座に馴染んで心地よかったです。3巻も楽しみ2014/05/22
はつかねずみ
3
6年ぶりの新刊。 正直ここまでの流れがうろ覚えだったけど、読んでるだけで独特の雰囲気を思い出せて凄く楽しかった。 今巻は真霜の家の話がメイン、とうとう雪姫も登場してここからどうなるのか……と思ってたら終盤が急展開すぎて混乱したけど、これで死に別れってことはないよね? ともあれ、無事続きが発売したこと、そしてまだまだ続きそうなことだけでも感謝だわ。2014/05/22
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