球童 伊良部秀輝伝

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

球童 伊良部秀輝伝

  • 著者名:田崎健太【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2014/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062188944

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

球速最高記録達成、大リーグ移籍をめぐる大騒動、アジア人初のチャンピオンリング獲得、2度の逮捕歴、複雑な家庭環境、そして突然の死・・・。伊良部秀輝は、多くの人とぶつかり、誤解されながらも、野球を深く愛し、自分を認めてくれる場を求め続けた。死の直前に伊良部にインタビューをした著者は、伊良部の日米の知人たち、さらにはメディアに登場したことがない実父を訪ねる。誰も知らなかった伊良部秀輝の姿が、ここにある。

目次

第1章 尼のごんた
第2章 尽誠学園立志寮
第3章 覚醒
第4章 肉を切らせて骨を断つ
第5章 「しばくぞ」
第6章 絶頂と挫折
第7章 日本復帰
第8章 二度目の引退
第9章 孤独
第10章 実父の告白

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

106
ロッテ・ヤンキース・阪神で活躍した 伊良部秀輝投手の人生を追った作品である。 すば抜けた才能を持ちながら、ふてぶてしい態度から 誤解の多かった伊良部の若き日々が 甦る…ヤンキース移籍時のロッテ球団との暗闘・アメリカメジャーリーグでの日々・阪神ででの活躍・そして 引退、再挑戦… 2011年42歳で 自らの命を絶った伊良部の 人生は 儚く心に痛い。メディア報道からは 知り得なかった伊良部の苦悩が伝わってくる… スポーツノンフィクションだった。2022/04/06

kuma

26
太く短く、不器用で短命な生き方。 傲慢さと繊細さ、投手を語る上でよく表現される。丁寧に取材されているのに、何かしら物足りなく感じるのは、下手な推測や思惑がないからだろうかな!? 2018/10/12

kawa

10
人間バランスが大事ということか。若いうちから一芸に秀で、周りからチヤホヤされると勘違いしてしまうんだろうな。周りの人たちも彼の能力を利用しようとしただけで、きちんとした師がいなかったのが可哀想。惜しいな。2015/06/21

よっしー

8
★★★☆繊細で不器用、生き方が下手だったな。2015/06/21

snakedoctorK

8
いいドキュメンタリーだ。こういう良い本はどんどん次が読みたくなる反面終わって欲しくない、永遠に続いて欲しいという思いがせめぎ合うものだ。この本は正にその通りのものだった。 伊良部氏は田崎健太氏に 「俺はアメリカに父親を探しに来たのではない」 「そもそも、父親がアメリカ人だということを知らなかったんだから」 そう告白する。 もちろん、ウソである。いや、話すべき相手を見極める過程にあったためのリトマス試験紙の言葉だったと言い換えよう。 名著である。2014/09/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8007926
  • ご注意事項