内容説明
暮らしの中でなくてはならない存在の「器」。毎日使うものだから、自分のお気に入りの器に料理を盛りつけて楽しみたいもの。最近では、セレクトショップやネット通販で器を手軽に買うことができるようになってはいるが、やはり実際にお気に入りの窯場を訪れて、土地の空気を味わうのが器選びの醍醐味だ。本書では、やきものの産地ごとの特徴と、その代表的な窯元の情報に加え、やきものにこだわった飲食店や宿などを、旅の仕方と合わせて紹介する。また、やきものの基礎知識や陶器市、美術館などを網羅、やきものの入門書としても楽しめる。
※この電子書籍は2014年4月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部誌面内容を変更している場合があります
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sasa-kuma
15
益子に行きたい、と思いながらなかなか行けない。本でストレス解消。九谷焼の華やかさに惹かれる一方で、益子焼の民芸っぽさや沖縄の壺屋焼の個性にも心がグラグラ揺さぶられます。ずっとイッタラティーマの白色で統一してきた食器棚に、柄物が欲しいこの頃です。2018/11/10
Tad
0
焼き物の入門解説書兼ガイドブックといった感じで、窯場の地図や景色も載っていて出かけたくなります。 2年位前から、例えば古事記の切り口で旅するというスタイルをとったりしていますが、焼き物という切り口でも旅してみたくなりました。 2017/08/16
Shino
0
最近やきものに惹かれすぎていて「やばい」。暇さえあればインスタやオンラインショップを見て…きりがない。かわいいなあ、と。まずは基本的なところをおさえてみたい、という思いで読んでみた。主要なやきものの、窯元の情報が掲載されていると思われ私のような初心者にはよい。いつかやきもの旅をして、窯元をおとずれ、すてきな器を購入して大切にしたい、と夢がふくらむ。益子ってバスで日帰りで行けるのであればまずは行ってみたい!2021/07/31