内容説明
時は戦国。武蔵国穏田村に、鬼から人間に転生した少年がいた。名は梓馬。梓馬は、殺伐とした世界で、生まれて初めての恋を手にするが、鬼の血はささやかな幸せを赦すことはなかった。今、鬼対人の戦いが始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
20
元より完成度の高い作家だが、一作ごとにさらに良くなる感じだ。戦国時代の庶民の暮らしが生き生きと描かれた作品。2014/10/01
豆乳くま
11
何度も投げ出しそうになったが読了。頑張った!鬼の魂が人間の体に転生した梓馬。人間らしい心が解らずしかし周りの人に恵まれ恋もし、そして鬼の襲来から愛する人を守る。そして?何だか作者の気持ちがてんこ盛り過ぎて読者置いてきぼりのような。少なくとも私はついていけず参った。2014/07/06
MarsAttacks!
9
結構読みづらいというか、読む速度が上がらない、細かい戦国初期の関東地方に住む人々の描写とか、面白いのですけど何故か進まない。多分想像していた鬼とか興奮できる展開と違ったせいかな?でも後半になれば面白くはなってくるのですが、これからというところで終わります。続編出てませんよね、なんかモヤモヤが残ります。2019/04/30
大福
8
鬼を秘めた少年が敵と戦いながら成長する物語。一定以上の品質の作品をコンスタントに出してる作者の作品の中では、比較的読みやすい文章になってる気がする。その分、重厚さや読み応えとしては「忍びの森」や「戦都の陰陽師」と比較すると見劣りするかも。青鬼との決着も、梓馬と鬼の決着もついてないので、続編を意識させる終わり方ではある。ややライトとは言え武内先生らしさは十分。若干読み手を選ぶ作風なので、あえてこの作品から読み始めるのもいいかもしれない。2016/06/22
じゅんぢ
7
登場する鬼が一般の人の想像する鬼とだいぶかけ離れていると思う。 鬼というよりモンスターという感じ。2016/05/31
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