角川ホラー文庫<br> 忌談 2

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角川ホラー文庫
忌談 2

  • 著者名:福澤徹三
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041011881

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内容説明

風俗嬢の霊が出るラブホテル、首吊り自殺した女がみえる酔っ払い、曰く付きの事故物件、海外で出くわした恐怖体験、ビール瓶で殴ったら目玉が飛び出たヤクザ…読み終わって後味最悪。本当にあった嫌な話。

目次

コールドケース
外来種
電車の音
ビール瓶
倒れるひと
ブラックアウト
空室の多いマンション
してはいけない質問
最終面接
おしいれ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

159
福澤徹三さんの忌わしい話の2冊目ですが、とにかく本当に安心して楽しめますね。確かに恐ろしくえげつないこの世のアンダーグラウンドが描かれていて後味はよくないですが、情け容赦のない究極の恐怖が味わえて怪奇を愛するファンには堪らない魅力がありますよね。今回は海外旅行での怖い話。『切断』友人とヨーロッパの某国を旅した女が日本語ペラペラの若い男に誘われて酒を勧められる内に気づくと見知らぬ部屋のベッドの上で何と片足がなくなっていた話。他にも両手足を切断された「だるま女」の話や指輪・腕時計目当てに指・腕を切断される話。2020/10/10

キンモクセイ

58
心霊系よりはヒトコワ系で気持ち悪く胸糞悪い。〝電車の音〟深夜2時すぎに決まって真上の部屋から聞こえる電車の音。段々大きくなる。耳障りな警笛も。真上は空室だ。〝おしいれ〟3歳の息子が壁の前に立っていた。寝ぼけているのか。「おしいれあける」と言うので仕方なく押入れを開けた。息子か中に入った次の瞬間に激しい揺れが。阪神淡路大震災の時だった。〝切断〟ヨーロッパで日本人女性が体験した話。日本語が上手い男性と飲んでいて気づいたら見知らぬ部屋。その女性は片足を足首から切断されていた。売春目的で拐うが逃亡防止に切るらしい2021/03/14

ゆみきーにゃ

51
《購入》もっとグロい話満載なのかと思ってた。初福澤さん。2014/12/21

HANA

51
実話怪談集。嫌だな、不快だな、なのについつい読み進めちゃうんだよなあ。って本があり、これもその一冊。内容は人間が原因の恐怖と心霊原因の恐怖が半々ってところだが、怖さの比重は圧倒的に人間が上。心霊の方がわりとオーソドックスなのに対して、人間の方は妙に生々しいのよ。特に海外で巻き込まれる事件と893に拉致られる話、前者は都市伝説っぽくてまさかそんな事はないだろうと思いつつ、一抹の不安が残るのが実にいい。各話冒頭に枕的な小品がある話もあるのだが、それの使い方が実に上手い。この辺はストーリーテラーの妙なのかな。2014/02/10

鬼灯の金魚草

34
あーヤだ、気持ち悪い話ばかりで気分が悪くなる。でもやっぱり読んじゃう。恐喝してはいけません。危ない目にあってしまうでしょ?2018/02/14

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