内容説明
地上げの脅威に晒される、四谷の孤児院「若葉ホーム」。肩を寄せ合って暮らす六人の少年たちの元に、ある時から「黄金の騎士団」と名乗る謎の人物名義の生活資金が届けられる。認知症で失踪癖のある院長先生に代わり、目付け役になったホームのOB外堀公一は、“騎士団”の驚くべき正体を突き止める!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
66
新人社員の過酷な研修から始まって、テンポの良い展開でぐんぐん物語が進み、ページもぐんぐん進みます。ひょっこりひょうたん島の博士を思い出させるような賢い子どもたちと、温かみのある大人たちが、子どもたちの住む孤児院を守るために知恵を出し合い、いやいやこのまま行くはずはないでしょう、というところで下巻へ。 ページがぐんぐん進んだもう1つの理由。恥ずかしながら「先物取引」がほどんど理解できず、かなりななめ読みでした。2015/11/21
miu
14
井上ひさし大先生!面白くない訳がない。四谷にある孤児院若葉ホーム。そこに暮らす6人の少年たち。謎の黄金の騎士団の正体とは?!話はあっちこっちに転がっているようでひとつに繋がっている。すごいなぁ。未完結の本作。それでも最後まできちんと読みたい!2020/04/12
あっこ
10
投資の仕組みなどの解説が多くて私には難しかった。少年たちの天才投資家としての活躍ぶりが見られるのは、下巻かなという感じの内容だった。2014/02/07
bouhito
6
第一章、主人公が入社した会社の新人研修がすさまじい。会社名はオリエンタ○ランドに着想を得ているのかと思うが、新人にサバイバルをさせ、また行き過ぎたポイント制で新人を評価し、また脅そうとするという姿勢は、現代のブラック企業に通じるところがある。これが今から25年以上前の新聞小説かと思うと、当時からこんな過酷な研修が世にはびこっていたのか、あるいは井上ひさしの先見性が秀でていたのか、考えたくもなる。2015/06/01
らららー
5
天才揃いの孤児たちを取り巻く物語。なかなか面白いです。黄金の騎士団、だんだん明らかになってきました。物語の展開も早く、とても読みやすいです。 下巻に期待。2019/11/30




