ヤバい予測学― 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている

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ヤバい予測学― 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている

  • ISBN:9784484131252

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内容説明

予測分析(プレディクティブ・アナリティクス)とは、膨大なデータ群を活用して人々の行動を予測すること。
マーケティングから医療、保険まで多くの分野に導入され、早期退職は寿命を縮める、ベジタリアンは飛行機に遅れないといったことまでわかる。
本書は第一人者が書いた、エピソード満載の一般向け読み物。

目次

序章 予測効果―何のために人間の行動を予測するのか
第1章 予測分析の始動―株取引の予測システムに全財産をつぎ込んだら
第2章 プライバシーの攻防―小売企業も雇い主もあなたの秘密を推測している
第3章 データ効果―個人のブログから集団の感情を予測する
第4章 学習する機械―チェース・マンハッタンの住宅ローン予測の内幕
第5章 アンサンブル効果―おすすめ映画とクラウドソーシングと過熱する予測
第6章 人工知能の実現―IBMの「ワトソン」がクイズ王に挑戦する
第7章 数字による説得―マーケティングを革新するアップリフトモデリング

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

犬こ

19
機械に学習させることによって、人工知能が脈々と日々進化しているようです。本の電子化を整えているのは人間のためだけではなく、コンピューターに覚えさせるためであるとGoogleが宣言しているのは辛辣でした。SFの世界が近未来どこまで実現していくのでしょうか。他にも予測学の事例が盛り沢山。2015/02/12

たまきら

16
こないだコンピュータ業界のあけぼのについての小説を読みました。そこに登場するカリスマ的な男性がカードで支払うとき、(ここにマイクロチップを搭載して、情報をすべて載せたらすごくデータ収集できる!)と気づくシーンがあって、にやり。この本はそれが実現した後のお話と思っていいです。みなさんのカードだってそう。今見ているサイトもそう。情報は収集され、勝手に推測され、広告を見せられます。HPに勤めてる友人がマイナンバーのマイクロチップを危惧してた。「あの会社もうかってますよ~」ははは。絶対つくんない。2016/02/09

くさてる

7
要するに、壮大な「風が吹けば桶屋がもうかる」理論なのかなあ、と思いました。何のために人間の行動を予測するのか、予測する為に集められる大量のデータについて、さらにはそのデータが生み出すものまで、具体例も豊富に語られるので、最後まで面白く読めました。それぞれ個人の持つ大量のデータを、便利に良いことに使うのも、悪用するのも、結局はそのデータに触れる人間次第で、そのこと自体はもうとっくの昔に始まっているのだなと思います。2014/04/09

ふくみみ

5
全部がわかるわけじゃないけど概ねわかるよ、と本文には書いてるのに副題が煽っててムズムズする。実績があるのはクレジットスコアとかなのでそれが応用できる分野を探す方が確実性が高いのかなー。ディープラーニングの話はのってなかったかーとかつらつら。ワトソンの話はあまり知らなかったので勝つための戦略がなるほどなぁと。2015/04/23

芸術家くーまん843

5
人々の行動に関するデータが膨大に集まり予測可能になってきているが最先端と予測に際してわれわれが気をつけるべきことを事例豊富に書いてある。データ分析が行き過ぎるとデータマニアに陥ってしまうことがあるが著者が指摘するようにデータをめぐる刺激的な事実とはいかにたくさんあるかではなくいかに急激に増えているか。大事なことはそのデータに意味や効果があるかどうか?消費者行動に関する驚きの発見として意外な消費者行動の例を紹介しておりマーケティングに効果を発揮しそうな一冊。2013/12/25

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