文春新書<br> 児玉誉士夫巨魁の昭和史

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文春新書
児玉誉士夫巨魁の昭和史

  • 著者名:有馬哲夫
  • 価格 ¥995(本体¥905)
  • 文藝春秋(2013/03発売)
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  • ISBN:9784166609048
  • NDC分類:289.1

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内容説明

「最近の日本政治は小粒になった」という声をよく耳にします。料亭政治も今は昔、民主党政権時代には党内実力者が若手を居酒屋に集めて割り勘で政治談議に花を咲かせたとか。いうなれば、政治を裏であやつる存在がいなくなったことのあらわれです。本書の主人公である児玉誉士夫は、そんな政治とは正反対、表に出ることなく、まさに裏舞台を縦横に駆け巡った人物でした。戦前は右翼団体の大立者として、戦後は政界のフィクサーとして、昭和という激動の時代をどう生き抜いたのか。CIA文書など、アメリカ側に残された秘密資料から、その実像に迫ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

288
非常にページの多い本だったが、児玉の生涯について書かれた一冊。一人の人物を追うだけで戦後政治の裏が分かるというのも面白いな。ロッキード事件も表向きは田中角栄と言われていたけど、中曽根も関わっているんだなと勉強になった。そういうロビー活動って実際にあるんだな。2017/07/21

Willie the Wildcat

23
政界フィクサー。戦闘機を巡る黒い影。国産機を通した「自主防衛の確立」が念頭の支援。国を思い、憂う気持ちの強さ。一方、政治資金の必要性と自主防衛が、”鶏と卵”状態のようになり、結果どちらも失うこととなったような印象。特に、ロッキードのコンサルとなったときが、児玉氏の”哲学”の転機という気がする。情報収集力に見る人脈、レアメタルに見る商才、そして無論資金力を基にした政治力。日韓国交正常化、そして戦後政治家育成への貢献。ある程度の覚悟を持った言動であり、末路も納得づくだったのではないかとも思う。2014/03/13

ぐうぐう

16
CIA文書などから発掘された新情報により、新たなる児玉誉士夫像を炙り出そうとする新書。しかし、CIA文書等にこだわるあまり、タイトルとは裏腹に、児玉の巨魁ぶりがあまり伝わって来ないもどかしさを憶える。さらに、肝心のロッキード事件の記述に近付くにつれ、CIA文書からの情報は希薄となり、日本の文献からの引用が目立つのも、いかがなものか。とはいえ、政治家を裏でプロデュースし続けた児玉を利用していたアメリカの、その図太さと巧さに比べると、児玉が小さく見えてしまう、ということなのかもしれない。2013/03/20

西

15
歴史に詳しくないとなかなか理解するのは難しいかなと思う。自分にはまだ早すぎたか。しかし昭和史の流れ、一端をしることは出来たと思う。何にしろ昭和史の本をもっと読んで学んでいきたい。2020/12/31

shinshin2638

13
児玉誉士夫は戦後、「フィクサー」と呼ばれ、首相を裏から操ったとされているが、彼の目的は「自主防衛」「米軍基地全廃」にあった。日本を「真の独立国」にすること。なので鳩山一郎に接近したが鳩山は首相になるや自主防衛を放棄し、ソ連に接近した。次いで岸信介を援助したが、岸は自主防衛への布石を打つために安保改定を成功させたが力尽きた。以降の内閣は自主防衛にたどり着く前に終わってしまった。そして今は自民党の首相でも自主防衛なんて忘れ去られている。。児玉は右翼であるが、私利私欲からではなく「憂国の情」から動いた人物である2019/11/12

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