ようこそ地球さん

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ようこそ地球さん

  • 著者名:星新一【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 新潮社(2012/08発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101098029

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内容説明

文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

214
掌編小説集。「水音」でひろったものが何だったか分からなかった。二度目読んだ時に、「ひとだま」かなと思った。自信がない。時代を反映する題材だと解説がいるようになるが、時代を意識していないものでも、やや古くさい発想の物はある。一度使った論理は、何度も読むうちに読んだ時代の論理として記憶になるからだろうか。2013/07/26

ykmmr (^_^)

174
いやー。ショートな作品が一杯。当たり前の星新一作品集。『ボッコちゃん』と同じSF感満載なんだけど、こちらの方が、『人間臭い』のか?『地球』をテーマにしながらも、人間らしい『話のオチ』や『人生の惰性』感を見せてくれる作品集。2022/12/31

mariya926

130
この本も妹に貰ったので読んでみました。これでもか!?という程、宇宙や宇宙人、近未来、地球についてのショートショートでした。もうお腹一杯です(笑)当分は宇宙についての本は読まなくてもいいやってぐらい盛り沢山でした。ちゃんとオチがついているのもさすがでした~。2023/11/20

しゅわ

124
勝手に星さん再読祭り第四弾。タイトルの通り、地球や宇宙などSFチックな作品を多く集めた一冊です。「探検隊」では星さんにめずらしく時事ネタ…といってもいいのかな?が出てくるので、いま読むとピンとくるまで時間がかかるかもしれません。星さんのあとがきによると、単行本『人造美人』と『ようこそ地球さん』から自選集『ボッコちゃん』を作ったとき、作品の重複を避けるため 収録しなかった全短編を集めたのがこの本とのこと。読者思いの嬉しい計らいですね♪ 選ばれなかったなんて信じられないぐらい、楽しい42編を堪能しました。2014/11/29

優希

120
面白かったです。淡々としていてシュール且つポップ。宇宙、地球、未来、過去といったガジェットを奇想天外なアイディアで描いているのがいいですね。ショートショートなのでジェットコースターに乗っているような感覚になりました。あまり読まないジャンルですが、読んでみるとこの清涼剤的な短さが癖になりそうな気がします。もっと開拓していきたいと思いました。2017/05/20

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