「源氏物語」の色辞典

紙書籍版価格 ¥3,630

「源氏物語」の色辞典

  • ISBN:9784879405944

内容説明

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『源氏物語』千年の華麗な色彩を総覧
平安王朝の多彩な「襲の色目」を『物語』五十四帖に沿って再現。光源氏の愛した色と装束。そして女人たちの美妙な衣装がいま甦る。
『源氏物語』五十四帖を丹念に読みつつ、その「平安博物誌」と賞賛される記述の中から、色と衣装に関する部分を引き寄せて、往時の染色法そのままに再現した《夢をみる》ような色彩辞典。
「正等なる異端」とよばれ、日本の伝統色を草樹花実から汲みだしている色彩界の第一人者《吉岡幸雄》が半生をかけて挑んだ偉業が、いまここに結実した。

目次

桐壷―「桐壷の襲」と「藤壺の襲」の印象
帚木―源氏の二藍の直衣と「文」の染和紙
空蝉―「空蝉」と「軒端の荻」の襲の色目
夕顔―「夕顔の襲」と扇・砧・紙燭など
若紫―最愛の人「若紫」の「山吹の襲」
末摘花―紅花染のいろいろとその染材
紅葉賀―女人たちの紅葉襲の集成
花宴―あでやかな源氏の装束を再現
葵―「車争い」葵の襲と源氏の直衣
賢木―気品のある藤壺宮の鈍色の衣裳〔ほか〕

感想・レビュー

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あやの

40
美しい!伝統的な染色方法で、こんなに美しい色が出せることに驚きました。ページをめくる度に鮮やかな色合いが目にとびこみ、なんとも幸せな気分……植物でこれほど綺麗な色が出ることにまず驚き、源氏物語の頃の貴族は思ったよりも鮮やかな衣装を着ていたことに二度驚きました。手紙も思っていたより濃い色合いの紙に書いていたのですね。どのページも染めた布の写真なので、襲(かさね)の雰囲気もよくわかり、本文や解説とともに楽しむことができました。ぜひ手元に欲しい!が、3300円は高い~(泣)2019/03/23

しゅてふぁん

36
『‘源氏物語’は紫のものがたりである』往時の染色法そのままに再現した色彩辞典。平安装束の襲の色目は本当に美しい。季節に合わせた色を重ねて着る、なんてお洒落なんだろう。この色彩感覚、素敵だなぁ。源氏物語には装束だけではなく、文をしたためる紙や包み紙、几帳、御簾等も色彩の記述がされている。当時は当たり前のことなんだろうけど、そのこだわり様は凄い。色彩を文章で説明されても、その知識がない私にはさっぱり見当もつかないので、実際に目で見て楽しめるこの本は最高です。手元に置いておきたい一冊。2016/11/20

ゆずきゃらめる*本とお花♪

30
香雪美術館に〈源氏物語絵巻〉を見に行った時に併設の図書室で発見した本♪〈源氏物語絵巻〉をみると平安時代の色が浮かび当時の着物にさらに興味を持ちました。この時代の人は二十四節気七十二候という非常に敏感な感性があったのですね。色の組み合わせ個人の好みや位っていうのも選ぶ要素だったのでしょう。2019/03/13

こぽぞう☆

21
オールカラーの綺麗な本。かねてから、日本の古典を読むとき、衣装の素晴らしさが〜〜襲の一言で表されていることが多く、詳しく知りたかった。ちょっと高い本だったけど、手元に置きたい本。退色しないよう保管しないと。2016/04/29

そうび

16
他の源氏物語の文献を読んだ後、辞書代わりにこの御本をひらくと平安の世界がいっそう深まり、私の中で広がる。襲・重の華やかさ、当時の人々の心配り。なんて素敵なのだろう。良い本です。2020/04/29

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