シーラカンス(2)

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シーラカンス(2)

  • 著者名:霜月かよ子【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063415919

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内容説明

逃げられない。 何度も殺してた。あの女。離れてもつながってる――。 かくも繊細なバランス。完結するミステリー。 両親を亡くし、血のつながらない家族と暮らす久乃。いつしか誰の目にも見えない羊と会話するようになる。そして過去と現在、2つの事件が交錯する――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koi

7
中盤まで独特の仄暗さと背徳感のようなものが漂っていたが、途中からあっさり事件解決して拍子抜け。サスペンスは事件の核となるものをしっかり描かないと陳腐と紙一重かも。しかし心理描写と空気感は本当に秀逸なので、願わくば雪成のこれまでの人生などもう少し背景をしっかり描きこんでほしかった。でもお日様に背を向けていたような久乃と雪成が光に包まれたようで良かった。できれば小説や映画でも観てみたい作品。作者の他の作品も読んでみたい。2015/02/22

みや

5
比較的早く謎は解け、久野さんの殺されてもいいじゃんと考えるのを放棄した時はゾクゾクした。あと、この漫画は絵の可愛さ、探偵犬くん(名前失念)の明るさで少女漫画としてカテゴリされたなと思います。とてもよかった作者のほかの作品も読みたいと思います。2014/03/09

ゆうこ

2
絵がめっちゃ好み。美しい。ラストのケンタローと羊がお似合いでときめく。2011/11/10

こここま

1
真夜中のアリアドネが面白かったので、作者さん買い。相変わらずサスペンスタッチのストーリーと綺麗な画がとても良くマッチしていてスーッと惹きこまれます。健太郎?くんが可愛くて癒される。全2巻とスピーディーな完結で、茂木マン事件の動機と解決があっさりしすぎな感は否めないけど、主人公たちの心の中だったりを描くのが上手く、やはり霜月かよ子さんの作品好きだわーと感じました。久乃と雪成のその後が読みたい。2015/02/02

ニャモタン

1
2つの事件の関係は少々あっさりしていたような気がします。ですが霜月かよ子さんは登場人物の抱えているものを描くのが上手く、「シーラカンス」の魅力はそういうところにあると思いました。自分にしか見えない羊や、シーラカンスの表現も印象的でした。2012/12/08

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