内容説明
初心者のためのやさしい株入門決定版! 「こんなに親切に説明してあって役に立つ株の本はないと思います」と著者自らが太鼓判を押す。なぜって、商売がらみで書かれたり語られたりする投資の本の中にあって、ニュートラルな立場から、合理的に、人生設計の中で、株や投資を位置づけているから。ふつうの人でも、あらゆる株必勝法のインチキを見破り、カモられずにお金を増やす方法を徹底して追究しています。ちょっとクールで、かなり知的。画期的な株入門書の誕生です。株をやらないつもりの人でもやりたくなる?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アポロ
37
インデックスもしてるけど地味だしつまらないんだよな!自分を信じて、未来を想像して楽しく個別株買ってる!そんな僕臆病者じゃないのかな?2021/08/07
ぶ~よん
32
最近、金融リテラシー向上活動を実施しています。あまりにも杜撰すぎたサブスクによる出費を全て見直し、つみたてNISAやジュニアNISAをはじめ、確定拠出年金や各種保険内容も精査する日々。本書は2006年に書かれたものであるが、現代社会の金融系YouTuberの話と内容がほぼ一致しており、自分が知らなかっただけで、金融の一般常識は変わっていないことが理解できた。多くの世界に共通することだが、不正解はあるけど正解はない。私のような面倒臭がりな人間は、インデックスで全世界株式に長期投資。これしかない!2021/08/21
ごへいもち
30
世界市場のインデクスファンドがオススメらしい(2006年春現在)が、私も著者と同様オススメを実行しない自由を選択。どこまで臆病w、っていうか怠け者。金融リテラシー全くないってこともあるけど。職場ではコンピュータリテラシーがないと本当に困る(はず)。「金融のプロ」って本当にしょうもないなぁ。私は橘氏の本として読んでみたけど読メのコメントを見るとずいぶんあちこちで高い評価を得た本だったらしい⇒私はやっぱり門外漢2012/09/17
魚京童!
29
読んでた。株でもやろうかなって思った。そして全部スル。誰かが書いてた世界の株価が上がっているから、貯金してもしょうがないっていうのはどこに書いてあったのかわからなかった。それでもいいやって思った。株はまだいいや。賭け事はいいや。お金を稼ぐために仕事をするなって人はいい、仕事をしていたらお金があったほうがいいらしい。でもそういうわけにはいかないよね。人と話さず、のんびり旅でもしていたい。それはいまが忙しいから。そういうことなんだと思う。暇なときはお酒を飲んで、幸せ。幸せを噛みしめて、翌日、頭を抱えている。2021/11/20
saga
27
著者の『臆病者のための億万長者入門』では普通預金が平時の最強金融商品であった。本書は株取引に関することを著者らしく考察するもので、結論はギャンブル性を楽しむトレーディング、研究と知識の上に成り立つ長期保有、そして平均的な利益に甘んじるインデックスファンドを、自己責任において選択するということだと理解した。本書刊行直後にサブプライムローン問題が発生したので、できればその辺も重版がかかった時に増補してほしかった。2018/07/14