封神演義（上）妖姫乱国の巻

著者名：許仲琳【著】/渡辺仙州【編訳】/佐竹美保【絵】

偕成社（2014/09発売）

• ISBN：9784037443504

内容説明

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商の３１代目の王である紂王は、才気あることで、有名だったが、その驕りから、天界の女神女禍（じょか）に言い寄る。女神は怒って、狐の化身を遣わし、狐の化身は美女妲己に宿り、紂王を滅亡させていく。妲己の妖術にかかった紂王は忠臣を次々に惨殺、果ては自らの妻までも拷問の末殺してしまう。この乱心ぶりを見て西域の周の王姫昌は反乱を起こす。この周に荷担したのが、太公望姜子牙であった。

感想・レビュー

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[海猫]

安能務版、藤崎竜の漫画版は読んだことあれど綺麗サッパリ内容を忘れているので新鮮な気持ちで読めた。イラストが的確に配置されてわかりやすい上に展開が早い。あと文章が簡素なので残酷な描写がかえって引き立ってしまいちょい引いた。上巻はまだ助走段階というところか。

2014/06/25

[かのこ]

高校生ぶりの再読。児童書扱いなのかな？ 登場人物は多いですが、文字が大きくてルビもふってあって読みやすいです。上巻は本当に序章といった感じで、主要な登場人物が出そろった中巻以降、いよいよ本格的な妖術・道術も交えたどんぱちの開始…となるんじゃないかな。　今読むと結構つっこみどころ多いなあ～とも感じますが笑、中国歴史ファンタジーの雰囲気たっぷりで面白かった(^^)時々に挿入される人物紹介のイラストが描き分けが上手くて好きです。

2015/10/03

[ゆぎ🖼️]

時々、漢詩が出てきて情緒豊かだなぁと感じます。紂王の拷問が酷い、、(@_@)

2024/01/29

[ツキノ]

ジャンプコミックを併読しつつ、巻頭の登場人物のイラストを拡大コピーして壁に貼り付け、記入しつつ読む。そうでもしないとちっともアタマに入ってこないのよ…でもそのくらい御膳立（by myself）するとかなりたのしめる。

2013/11/11

[珂音]

児童書なんですが、かなり残酷。これでも遠慮してるんだろうなぁ。このシリーズ３冊が終わったらコミックも読んで、完訳版も読んでみようか。

2009/11/18