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内容説明
アンは、長い間ギルバートと口もききませんでした。けれども、おぼれそうになったアンに、手を差しのべたのは・・・。
永遠の名作をいがらしゆみこの作画コミックでお贈りします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
61
【読メ上品部】この3巻までが原作の1巻に相当するそうだ。私の観たミュージカルもこの辺までだった。マリラのアンへの教育は素晴らしかった。体罰が無い。先日読んだ岡上菊栄の伝記を追憶した。アンもまた独身のマリラとマシュウを親にした。アンの成長は二人を祖父にも祖母にもした。欠けた者同士の疑似家族だが、何ら恥じる所の無い立派な家庭である。読んでいてふと思ったが、女性にとっての『赤毛のアン』シリーズは、男にとっての『竜馬がゆく』や『あしたのジョー』みたいなものなのかも知れない。大切な物語を持つ人生は幸いである。2017/08/30
Aya
4
【図書館】音楽会をしたり、髪を緑色に染めてしまったり、小舟が転覆し、ギルバートに助けられたり、楽しいことも失敗もたくさん経験し、アンは成長していく。アンの旅立ちの「かえるところがあるってすてきね」というシーンがとても印象的で、今は特にマシュウとマリラの気持ちがよくわかる。思わずジーンと来た。また、物語のラストは「道の曲がり角」に例えられながらも、アンはアンらしく、希望を見いだしている。続編の「アンの青春」「アンの愛情」も早く読みたい!2015/12/11
しゅわ
4
【図書館】原作本は擦り切れるほど読んだ物語ですが、いがらしゆみこさんの絵&アンの物語の組み合わせが気になり、図書館で借りてきて一気読みでした。アンにとってつらい試練の巻です。進学、自分の将来、そして大切な人との別れ…ひとつづつ乗り越えて成長してゆく姿を応援したくなりますね。2013/06/18
はなくま
3
たくさんの壁にぶつかって成長していくアン。学校、将来の進路、大切な家族の死、誰もが突き当たる大きな壁を乗り越えられたとき、きっと彼女は素敵な女性になっているんだろう。2012/07/22
都忘
2
PART3。大げさでおもしろかわいいアンの子供時代も終わりです。いい家族でした。これからアンがどう生きていくのか気になるところ。次は青春時代・・・ですが、流石にこれ読んだ後に中断していた勉強を再開しました;続き読みたいなー2012/06/24