角川文庫<br> 金田一耕助の冒険1

個数:1
紙書籍版価格 ¥458
  • Kinoppy
  • Reader

角川文庫
金田一耕助の冒険1

  • 著者名:横溝正史
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041304648

ファイル: /

内容説明

雑踏で賑わう吉祥寺駅前で、金田一耕助と等々力警部が、一人の青年を見張っていた。やがて、動き出した青年を等々力警部が尾行し、金田一は、見当をつけていた現場へ先廻りすることになった。青年は、一年前に不可解な事件に巻き込まれて失った記憶を取り戻そうとしていた。その事件の鍵を握る謎の女は、彼の瞳の中だけに存在するのである。今ようやく、事件の全貌が明らかにされようとしていた…。(瞳の中の女) 一篇ごとに趣向を凝らした、金田一耕助異色の事件簿PART1。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

238
★★☆☆☆ 『◯◯の中の女』のタイトルで統一された短編集。 どれも大して印象に残らないあっさりした話ばかりなので、金田一ファン以外は読む必要ないだろう。特に『瞳の中の女』は横溝先生がネタに困って無理やり書いた感が否めない。また、その他の作品も動機が不自然だったり、犯行方法が雑すぎたりでスッキリしない。 最後の『檻の中の女』は1番良いと思うが、由利&三津木シリーズの『猿と死美人』の転用(しかも元の方が出来が良い)なのが残念。『鏡の中の女』は乱歩の『妖虫』のオマージュ(パクリ)である。2021/03/19

HANA

70
金田一耕助を主人公とする短編集。収録作全てが「~の中の女」で統一されている。やはり長編に比べると小粒なイメージも受けるけど、読み始めると再び金田一に会えた喜びでそんな事はどうでもよくなってくる。全ての作品が東京を舞台にしている為土俗要素はほとんど無いけど木の洞にコンクリート詰めされた死体や読唇術、彫像に詰められた死体とギミックの陰惨さは十分。こういうギミックって乱歩と通底するところがあるなあ。何より各事件の真相を耕助と成城の先生の会話で〆ているのが、ミステリらしく一番嬉しかったです。いや、面白かった。2020/06/30

シブ吉

69
再読するのは何十年振りだろう。「金田一耕助はおもわず五本の指でバリバリ、ガリガリと、頭のうえのスズメの巣をかきまわしはじめた。これが興奮したときのこの男のくせであることは、諸君もすでにご存じであろう。」ヨレヨレの和服に袴、ボサボサ頭の小柄で貧相な男だが、難事件に直面すると頭をかきながら脳細胞をフル回転させる。金田一耕助が事件に出くわし、更には、この描写が出てくると、途端に嬉しくなってしまう。本書に収められた短編6話。昔読んだ時には気づかなかった金田一耕助と等々力警部の会話の応酬を楽しみつつ二巻へ。2013/12/08

kagetrasama-aoi(葵・橘)

21
「霧の中の女」「洞の中の女」「鏡の中の女」「傘の中の女」「瞳の中の女」「檻の中のおんな」の六編からなる短編集。どれもとても短くてサクサク読めます。この短編集成立の経緯が書かれている後書とこの表紙は必見!個人的には「傘の中の女」が一番好みです。風采が上がらない金田一さん、一本取られました(*^ ^*)。2019/01/31

みみずく

18
根津記念館の「イラストレーター杉本一文が描く横溝正史の世界」、横溝正史館に向かう車中で読んだ。短編6編収録でいずれも「〜の中の女」という題名でまとめられている。犯人の女あり、被害者の女あり…様々な女が登場する。中でも「洞の中の女」「檻の中の女」が印象的だった。いくつか後日談が端折りすぎに感じるものもあったけれど、最後の「檻の中の女」の最後の言葉少ないところは、金田一らしさが出ていたと感じた。2014/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/553901

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。